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おせん(7) (イブニングKC (52))

価格: ¥580
カテゴリ: コミック
ブランド: 講談社
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新キャラ登場 ★★★★★
きくち正太さんのシリーズ第7弾

だれてきそうなところへ強烈な新キャラ「真子」さん登場。江崎君にも新たな恋が???
「目利き」って何?「モノ」を見る目って何?という本質的なお話になっている。
本シリーズを通じてのテーマが明確に打ち出された巻である。
大切なのは値段の高低じゃない、他人の誉め言葉でもない。本シリーズに出合えたおかげで、どれだけ心豊かな暮らしができているか。作者にはいくら感謝してもし足りないと思う。
作者の代表作...? ★★★★☆
5・6巻あたりで「おせんがウンチクたれて幕」みたいなワンパターン化してきてしまい、漫画版「サライ」といいますか、「レモン・ハート・ファンキー・バージョン」というか...なぜかその力のある絵に比べて気の抜けたサイダーみたいになっちゃっていたところ、なんかここにきてまた楽しくなってきました。同じ作者の「ぶら雲先生」が元気なくなってきたのと対照的です。

二作品の一番の違いは脇役キャラが「おせん」では生きているのに対し、「ぶら雲」では影が薄くなってしまっているところでしょうか。江崎君も板場のトリオも、仲居のお姉ちゃんたちもそれぞれ存在感抜群です。それにしても「初鰹」以来で江崎君にも春が訪れたようなので、清二さんと君香姉さんも幸せにしてやってください。お願いします。

それにしても戎真子ちゃん、その体の伸び縮み具合はDr.スランプあられちゃん状態ですな。気をつけてください。

毎回目からウロコ ★★★★☆
きくち正太のマンガを読むと、いかに自分が日本人としての心を忘れているか思い知らされます。(ついでに無性に日本酒が呑みたくなります)

この巻のメインである「眼を用立てる編」は、きりきり亭でも同じようなエピソードがありますが、もちろんまったく別物として楽しめます。

「だってあたくし、天才なんですもの」とズバッと言い放ち、実際モノを見る目は常人離れしている真子が登場。一目見ただけでその人の嗜好がすべて分かってしまう天才です。
しかし骨董の真贋とその適正価格・人の嗜好は分かっても江崎のような純粋にモノを見る目がない為、自身の目でモノを見ることが出来ないということに気付く…

江崎と真子のやり取りも絶妙。なんかにこにこしてしまいます。

毎回説教くさくなりそうなテーマなのに感銘こそすれ反感を覚えることがないのは私だけではないはずです。