でも、「夢水清四郎」にしろ、「虹北恭助」にしろ、
学校や商店街など、主人公たちを取り巻く環境や人々のおもしろさ、
温かみが魅力の一つだと思うので。
カメラ屋の旦那とか笑えます。
はやみねかおるが好きな人なら楽しめると思います。
……でもやっぱり推理小説・“虹北恭助の”冒険としては、
物足りないところがあったので☆マイナス1。
もう一つのマイナスは、途中で漫画が入っていること。
これは賛否両論あるかもしれませんが……。
イラストは、前作の方が個人的に好きだったので、☆マイナス1。
一応ご参考までに。
虹北恭助という、一巻ではミステリアスで押していたキャラクターの新鮮味が薄れてきた感はありますが、
やっぱりはやみねさんのキャラクターの良さと、事件なのにほっとするようなトリックは健在です。
青い鳥文庫をメインに活動されているようですが、ノベルスでももっと書いて欲しいなあ。
これからに期待して☆3つ。