待ちに待ったフェンネル新章第三作目！
前作から予感はしていましたが、やはり今回サチの過去が明らかとなります。

英雄の弟を探していると言ったサチ、しかし彼の故郷に英雄はいない。
一体何が本当で、何が嘘なのか？

個人的に、サチは大好きな登場人物なので、その魅力の一つである「自身に関する謎」が明かされてしまうのは少々残念な気持ちもあったのですが、読んで、知って、ますますお気に入りになってしまいましたｗ

これを読むと、今までのストーリーの中に複線を何本張っていたのか！？と思わず読み返したくなる衝動に駆られること間違いないでしょう！
ちょっとしたセリフや仕草の端々に見られる欠片を探しに、過去の物語を遡るのもまた一興かと思いマスｗｗ