１９８３年リリース・・・８２年「ＡＢＯＭＩＮＯＧ」の方法論をそのまま踏襲し、ハードポップなロックに仕上げたアルバム。ギターにそこそこエッジがあり、キーボードがほどよくまぶしてあるいかにも当時売れるサウンドです・・・正直ユーライアヒープとしてＰＶが流れたのには、目が点でしたから（笑）。ミックボックス（Ｇ）がいるからヒープはヒープですが、正直別バンドと考えてもおかしくありませんよね・・・トラピーズＶｏ＋オジーオズボーンリズムセクションが結成したバンドに、ミックボックスが参加したてな（笑）。ピーターゴールビー（Ｖｏ）・リーカースレイク（Ｄｒ）・ボブディズリー（Ｂ）・ジョンシンクレア（Ｋｅｙ）そしてミックボックス（Ｇ）という前作からのラインナップ・・・・変な話ですが、ギターヒーロー（笑）が加入していたら大化けしたアルバムかも知れませんね！！このフォーマットのラストに「ＷＩＺＡＲＤ」の未発表ライブ音源ついていますが、やはりデヴィッドバイロンが良いです。久々ひっぱり出しましたが、なかなか良いアルバムでした。※ボブのベースは、マジ職人で安定感抜群で素晴らしい！！

　Vo.ピーター・ゴールビー在籍時代の、HEEPらしからぬ、しかし超良質の、ハード・ポップ・アルバムの第２弾です。
　前作「ABOMINOG」ｱﾙﾊﾞﾑの商業的な成功に気を良くしたのか、POP色を強くしています。驚愕は３曲目「Lonely Nights」。何と、ﾌﾞﾗｲｱﾝ･ｱﾀﾞﾑｽとｼﾞﾑ･ｳﾞｧﾗﾝｽの共作。何もそこまで、のPOPソングです。
　だけどHEEPらしさも忘れてません。（オリジナル）ラストtr.10「Weekend Warriors」は、ﾄﾞﾗﾏﾃｨｯｸ･ﾊｰﾄﾞ・ﾅﾝﾊﾞｰ。「ABOMINOG」ｱﾙﾊﾞﾑの「Think It Over」といい、次作「EQUATOR」ｱﾙﾊﾞﾑの「Night Of The Wolf」といい、「POP三部作」（小生命名）はラスト・ナンバーが超強力です。