ヒープ過渡期の作品
★★★★★
ジャケットは1st並みにオドロオドロシイですが、内容はヒープにしてはポップな作品。
ラス・バラードのカバーも難なくこなしています。
ボーナストラックもたっぷり入った全16曲。
いわゆる神秘主義なヒープを期待すると少し肩透かしを食うかもしれませんが、逆にこれまで敬遠していた方にはちょうど良い切っ掛けとなるでしょう。
オリジナルは82年作。
82年というとジャーニーなどの産業ロックや、デュラン・デュランのようなニュー・ロマンティックが凱旋していた頃。
この後、へヴィー・メタルの台頭がやってくるのですが、その過渡期にあたる作品。
結構、いいんですよ。
HEEPを知ってる人も、知らない人も。安心良質なメロディアス・ハードです。
★★★★★
旧来からのHEEPファンからは「駄作」と言われそうな「名作」です。
ブリティッシュ・ハードの権化と言われたバンドの作品としては、商業路線に魂を売ったとも言われそうですが、そうしたこだわりを抜きにして聴けば、こんなにも良質なメロディーにはなかなかお目にかかれないとも言えます。
今この時代に発売されたらきっと「メロハー(メロディアス・ハード)」に分類されるであろうサウンドを、4半世紀以上前に体現するとは。
RAINBOWの「I SURRENDER」でおなじみのRUSS BALLARDのペンによるtr3.「ON THE REBOUND」、HEEP節全開のハード・ナンバーtr9.「SELL YOUR SOUL」、美しすぎるtr10.「THINK IT OVER」(必聴!必聴!!)と、楽曲が充実。聴かなきゃ損だよ!
HEEPを知ってる人も、知らない人も。安心良質なメロディアス・ハードです。
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旧来からのHEEPファンからは「駄作」と言われそうな「名作」です。
ブリティッシュ・ハードの権化と言われたバンドの作品としては、商業路線に魂を売ったとも言われそうですが、そうしたこだわりを抜きにして聴けば、こんなにも良質なメロディーにはなかなかお目にかかれないとも言えます。
今この時代に発売されたらきっと「メロハー(メロディアス・ハード)」に分類されるであろうサウンドを、4半世紀以上前に体現するとは。
RAINBOWの「I SURRENDER」でおなじみのRUSS BALLARDのペンによるtr3.「ON THE REBOUND」、HEEP節全開のハード・ナンバーtr9.「SELL YOUR SOUL」、美しすぎるtr10.「THINK IT OVER」(必聴!必聴!!)と、楽曲が充実。聴かなきゃ損だよ!
キャッチー
★★★★★
そもそもはブリティッシュロックの大御所のはずですが、メンバーも様変わりしているようで、音楽的にもかなり変化しているようです。
このアルバムでは、ミック・ボックスのハードなギター、ピーター・ゴールビィーのポップな歌声、ジョン・シンクレアの産業ロック的キーボード、オジーの元で活躍したリー・カースレイクとボブ・ディズリーによるヘビーかつタイトなリズムが融合して、適度に産業ロック的で聞きやすい、なかなかの名盤に仕上がっていると思います。
British Metal
★★★★★
御案内させていただきます。サウンドスタイルはずばりフォーリナーです。ボーカルがルーグラムに似ております。ということはAORをややハード目に演奏したキャッチーなものであります。で楽曲ですが予想とは反対にかなりよくできています。それにはキーボードのジョンシンクレアーも影響しています。このアルバムはとてもよくできておりフォリナーもAORも受け入れることができるリスナーにとってはストライクゾーンと言えます。エイジアにルーグラムが参加したと言えばわかりますかね。(8点)