ガイド本というより“読み物”です
★★★★☆
実際にこの本を参考にして行動しようとする人は少ないと思います。
では,どういう人がこの本を読むかというと,自らの体験と比べてどうだったのかを確かめてみたいという方をターゲットにしているような気がします。
そうそうと同感したり,俺の場合はこうだったなど,過去の出来事を思い出しながら楽しむことができます。
従って本書は,ガイド本というよりも,読み物としてお楽しみいただきたいと思います。
勿論,初めて訪韓される方には参考になる部分も多いと思いますが,決して鵜呑みにしない方がいいと思います。
取り上げられている事例は,正規にはご法度の内容ばかりですので,その辺のことは頭に入れておいて,自ら探究心を持って楽しんで来てください。
そしてその後でこの本を読めば,この本の価値がご理解いただけると思います。
体験レポート
★★★☆☆
なので、いわゆる「地球の歩き方」みたいなガイドブックを想像して購入するとイメージが違うので、失望するだろう。
体験レポート集と割り切って読めばそれなりに有益な情報もあり、楽しめるだろう。
外から眺めただけ
★☆☆☆☆
この手の書籍を見比べると、潜入体験記としての側面が充実しているものと、単なるスポット紹介のものがあるが、この書籍はどちらかというと後者に近い。
韓国の遊びスポットを種類別に網羅している点では、その種類は多いためガイドブックとしては良いと思う。
しかしそれぞれのカテゴリの体験記が1つづつで、しかも長すぎるレポート1つのみのものが多いため、比較材料にはなりにくい。
たとえば、按摩所でも588でもよいが、(台湾編のように)それぞれ3〜5店舗づつ体験記が書かれていれば、傾向性や注意する点などを読者はイメージできるが、それがない。また、金額に関する情報がほとんど皆無に近いため、予算を立てにくい。潜入時期は書かれているので相場は伝えてもよかろう。
これは街を外から眺めた、単なるガイドブックという感じだった。
男の生理現象に答えを出し続けている
★★★★★
現地の言葉を理解できないけど、出来るだけ安全に現地の女性と遊びたい...。男なら誰もが思い浮かぶこの邪まな欲求にストレートに答えを出し続けている本である。安全に遊びたい、と不健全な非合法な場所で女性と遊びたい...これら相反する2つの願望を同時に満たすのは難しい。これは江戸時代でも平成の時代でも、コンピューターが進化しようが月にロケットが飛ぼうが、男の生理現象として変わりはない。この本が出版された99年当時、ネットの掲示板は発展途上であった。よって、この本は非常に貴重な情報源だった。(過去形の理由は後述)シリーズを重ね、当時20代の著者も今は30代半ばになっているだろう。私は今でもこの本(韓国編)のページを懐かしくめくることがある。なぜなら自分も著者と同じ時期、同じ年頃に海外に行っては遊んでいたからだ。本は一通りの風俗を経験するショートストーリーになっている。そのためジャンル別にその国の風俗事情が良くわかる仕組みになっている。アジアの風俗といえば、置屋、床屋、ソープ、派遣型がその代表だろう。韓国編ではソープがなく、代わりにキーセンと茶房が加わる。ソウルとプサンで2回のキーセン体験記があるのだが、時にプサンのキーセンの項は一読に値する。誰が言ったか知らないが「金の切れ目が縁の切れ目」、彼が本気なのか、女性が本気なのか、情がわくのか、はたまた男の自己中心的な錯覚か...キワキワの攻防、駆け引きを感じてほしい。きっと彼の優しさを感じることができるだろう。旅をする前、旅した後、または少し時間を置いてから、何度か読み返してみると違った印象を与えてくれる。私はシリーズ全巻を読んだが、韓国編、台湾編の出来が一番だと思う。韓国女性の美しさ・情の深さが好意的に書かれており、ボッタクリにあったなどの笑い話もちりばめながらも面白おかしく最後まで読ませてくれるのだ。最後に...韓国、台湾ともに数年前から取締りが厳しくなり、置屋、キーセンなどは壊滅状態とのこと。すでにこの本を参考にした追体験はできない。ネットの掲示板などで情報を補うことをお勧めする。
ボラれた話のほうが面白い
★★★★★
確かに今の世の中、ネットが情報は早いと思います。
一億総ネットオタクだし。
ネットで最新情報を仕入れている人からすれば
出版されるこの本は、最新情報だけを考えたらネット
にはついていけないと思う。
でも、ネットや週刊誌の体験談って、どこまで本当なの??
この本は、読んでみると、
情けないような話があるけど、こっちのほうが共感できると思うけどなあ。