作品としては面白いけれど、どうしても引っかかる点がありました。
この作品はこの世界観を使う必要があったのか？って所です。
一作目の世界観がうまく生きていないようなそういう感じがしました。
小説としては普通に面白いと思います。

個人的には続刊に非常に期待しています。

一作目の主人公、櫃内様が凄い好きでとても楽しみに読んだのですが
あまりにも期待はずれというか、キャラ崩壊というか・・・
内容的には一作目のおまけのファンブック、おまけシナリオみたいな
そんな感じです、まったく期待しないで読むか、病院坂好きな人以外はお薦めしません

今回は黒猫と様刻とのロンドンへ旅行する話で、
作中作の連続(?ではなしが進みます。
前作みたく重い感じではなく気楽な感じの話です。
前作のような長ったらしく難しいセリフもなく気軽に読めます。

黒猫たちの挿絵多いので嬉しいｗ黒猫と様刻のいちゃいちゃぶりがみててﾆﾔﾆﾔしてしまいますｗ

さらに二巻よりも落ちるかな…。
トリックはどうでもいいというか面倒。
あと読後感がイマイチ。良く言って普通。

「君と僕」シリーズの３作目は黒猫と様刻のロンドン珍道中と思いきや・・・。結局、キャラ萠え小説になってしまっている．第１作めがすばらしかったので、どんどんレベルが落ちていることが残念です．