統計学と数理統計学の大きな溝を埋めるのにはいい参考書だと思います。ただ数理統計学とは違い、尤度関数の求め方や有効推定量の求め方は扱いますが、最強力検定関数や第1、2種エラーの求め方などは扱っていませんので、確率の基礎を固めるのであればこれ一冊でいいと思います。
あと小さなことですが、ところどころ誤植があるのでそこも注意してください。