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Wild Life

価格: ¥1,011
カテゴリ: CD
ブランド: EMI Europe Generic
Amazon.co.jpで確認
   富、成功、幸せな結婚生活、そして途方もない才能に恵まれたポール・マッカートニーは、何もすることがなくなって本作『Wild Life』を制作した――そんな虚飾に満ちた匂いのために、この興味深いアルバムは長いあいだ嘲笑の的にされていた。しかし、わずか3日間で録音された本作とはいえ、そんな風に叩くのは不当ではないだろうか。

   確かに、お世辞にも張りのあるサウンドとは言えない。まだ若い男が、1970年代という新しい時代を迎えて目標を見失い、いつまでも1960年代の幻想に溺れているという感じなのだ。世の中は一向に良くなっていないのに! だが、空虚な「Bip Bop」に目をつぶれば、本作はかなりの魅力作だ。タイトル・トラックは不気味な雰囲気を漂わせたスロー・モーション・ブルース。意地の悪そうなしゃがれ声で歌うポールと、どす黒い雰囲気が印象的だ。

   ベスト・トラックは、このアルバム全体に影を落とす生々しいバラード「Dear Friend」である。ここでポールは、不幸な形で終わったジョン・レノンとの友情と、みずからの作り出した1960年代という時代の終焉(しゅうえん)について歌っている。(Taylor Parkes, Amazon.co.uk)

ジョンへのリスペクト ★★★★☆
ポールはジョンの「ジョン魂」を聞いて、きっとびっくりした。
そして、そのシンプルな音作りに新しさを感じた。

「WILD LIFE」は、ポールなりの「ジョン魂」を目指した作品だと思う。

素のポールは、やはりバンドだった。

なんと言っても、ジャケットがそっくり!!

ライブを忘れられなかったポールの悲願達成 ★★★☆☆
ポールマッカートニーという人はライブ大好きっ子に違いない。ビートルズの末期にも「ライブをやろう」と提案しているくらいだから(他のメンバーに却下された)。そのポールがバンドを組んだ。ライブができる。その喜びがこのアルバムからはにじみ出ている。バンド結成のうれしさから勢いでできてしまった作品で、いい曲もあるが、全体的にはとっ散らかっている印象は否めない。しかし、そんなことは全くお構いなしで、ノリノリのポールが目に浮かんでくる。結局のところ、ポールはアルバムを作るより、ライブができるほうがうれしかったんだろうな。
ポール、念願のバンド結成! ★★★★☆
単にアルバムをだすだけだったら、ポールはマルチプレイヤーなので自分ひとりですべてをこなすこともできたでしょう。しかしポールはライヴがやりたいがためにバンドを組むことにしたのです。それがウィングスです。
念願の自分のバンドを持ったポール、とにかくパッパッとアルバムつくってツアーに出てしまったって印象があります。たしかに後のポールのアルバムと比較したら見劣りすることは否めません。でもそこはポール、並みのバンドが束になってもかなわない仕事はしていますよ!

Some People Never Knowは名曲です。まさに目立たないけど好アルバムの典型のような作品ですね!
駄作だからこそいい所がある ★★★★☆
 ウイングスのデビューアルバムでチャート上の成績も10位前後と振るわず、評論家達からも叩かれました。確かに3日で作ったアルバムなのでかなりラフですが、後半のバラードは絶品です。Yesterdayと出だしのコードが同じであるTomorrow、ジョンとの決別を歌ったDear Friendなど、コアなファンにはとても人気のあるアルバムです。またボーナストラックに入っている曲はベスト盤にも入っていないため貴重です。
う~ん、これは名作じゃないか? ★★★★☆
時代を象徴する類の名盤ではない。
しかし、これは名盤には違いない。

レヴューでも割と書き捨てられることの多いこの作品、僕は大好きだ。
ポールのソロの全盛期や、80年代の活動よりもこのアルバムの方がよ
っぽど今風に感じる。音作りも古臭さを感じないし、なぜ風化してし
まったアルバムのごとく扱われるのかが分からない。

かく言う自分も長年のポールファンでありながらこのアルバムを全く
聴いたことが無かった。今はじめて聴いてみて世間の評判と自分の好
みとは一致しないもんだということを改めて認識させられた。

名曲トゥモロウも収録されているし、ジョンとの友情の終焉を歌った
ディア・フレンドが胸に痛い。ビートルズとの決別、本格的再出発を
図った意欲作だと思う。