動物たちが、楽しく演奏するだけのお話。文章も、シンプル。
それなのに、惹かれるものがあるのは、楽器を演奏するというのは、子どもの興味を惹くことであり、楽器があれば、手にしてみたくなる子ども心がキュン♪とくるのでしょうか。
４歳になる娘は、音楽教室に通っているので、”舞台で演奏”というシュチュエ−ションにも惹かれるのかもしれません。
「動物名」は、「楽器名」
という感じで、シンプルな文章なのですが、楽器も、バイオリン、チェロ、トランペット、フル−ト、ハ−プ、ホルン、トロンボ−ンにサクソホ−ン、ラッパ、マンドリン、シンバル、ギタ−、たいこ、バクパイプなどなど、大人が読んでいても興味深いです。
色彩豊な絵本にシンプルな文章。小さい子から、幼稚園児まで、楽しめそうなお徳感もタップリの絵本だと思います。

動物好きな１歳１１ヶ月の娘のために読んであげました。明るく鮮やかな色彩、表情豊かな動物たち。演奏終了後に観客が拍手するところでは、思わず「ブラボー」と言ってしまいそうなほど楽しい絵本です。たくさんの動物が登場するので、娘は知っている動物の名前を言ったり仕草をまねたりと大喜びでした。マンドリンやバグパイプ等の珍しい楽器が出てくるところも面白いですね。