「少林寺拳法」と「少林拳」は違う!
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「少林寺拳法」は宗 道臣さんが戦後日本で創始したものです。戦争中に中国に渡っていたときに義和門拳の手ほどきを受けたそうです。それをベースに独自に技を整理して「少林寺拳法」として道場を開いたのが始まりです。正確に言うと、嵩山少林寺で行われていたものとは異なります。嵩山少林寺のものはこれと区別して「少林拳」と呼ばれることが多いようです。
本書の著者は日本における中国武術研究の草分けです。中国武術のことを知りたければ、先ずこの著者の本を読むことをお勧めします。