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不在証明―アリバイ (ダリア文庫)

価格: ¥580
カテゴリ: 文庫
ブランド: フロンティアワークス
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美人ヤクザと美少年刑事 ★★★☆☆
ヤクザ若頭×警察官
頭が切れる分タチが悪いけれど、元来の優しさが垣間見える攻・泰隆
刑事のカンは持ち合わせているが、自己の危機管理能力は薄い受・秋吉

西多摩署への突然の異動辞令を受けた秋吉。
初出署してみると、周囲から距離を置かれていて居心地が悪く、不思議に思う。
そんな中、事件発生。
駆けつけた現場で出会ったヤクザ・神宮寺・・・
熱くてホロ苦い思い出として残っている高校時代を共にした泰隆だった。
18年ぶりの再会と、ホロ苦さの再来。
戸惑う秋吉をよそに、泰隆はスルリと近寄り、18年間忘れられなかったんだと言い、秋吉を求める。

高校時代のモノローグと現在の状況が二人の心情を揺らしているのがわかるし、
その中にしっかりと事件が描かれています。
事件の展開もそれなりに楽しめたし、秋吉の危機管理能力の低さもBLらしくていい(笑)
ただ、個人的に、泰隆のキャラが微妙に私向きじゃないなーと。
秋吉は、刑事らしさと刑事らしくなさが同居してて、
どこまでもアホな"こんなのが刑事でいいのかよ?"というキャラじゃなく、悪くない。
泰隆の18年間、家庭事情も盛り込まれていて、
悪事に手を染めているくせに、真っ黒になりきれてない性格が見えるのもいい。
ストーリー的には盛り沢山だと思いました。
でもやっぱり泰隆が私向きじゃない気がする。続刊を読めば違ってくるかな?と期待です。
似たタイプで職業が間逆という設定が面白かった ★★★★☆

やくざ物ってよりは青春の思い出をもう一度って感じの甘いような、それでいて渋いような。
高校生のとき力がなくて甘んじるしかなかった生活環境に埋もれてしまったことを大人になって取り戻そうとするような、過去と現在がリンクしたお話。

友人が自分を陥れようとしていたり、高柳の過去で語られたちらっとしたことが最後に尾を引いてきたりと終わりに全体がうまくまとまっている。
未来は書かれていないし、その後じゃあ刑事とやくざって立場でどうしていくのか明確な答えは出されていないまま終わっている。
けれどこの二人はそれでいいのかな。
自然とそう思えてしまう、お互いが強いぶつかりあいのカップリングがよかった。
どちらも引かないけど、どちらもただただ押すばかりじゃない。
最初どちらが攻めでどちらが受けか、判断がつきかねたぐらい似たタイプの二人なので、同じタイプで纏っているのが刑事かやくざって違いだけって対照的な設定も面白かった。

内容はいささかご都合主義ぽいところはあれど、悪くないと思います、この作品。
ちなみに、これは2006年に既に出されたものの文庫版です。
ちょとだけ続きが気になる ★★★★☆
いろいろ突っ込み所はあるんですが、なんだか読み終わって夏頃に続編があると知りちょっと気になる感じです。
主人公の秋吉はとても性格が良く、仕事もでき男を引き付けるなにかがあります。
作者の前振りでは攻の泰隆の方が「美人」とされてるのですが、秋吉君かなりの男殺しと見ましたね!
お話的に「これはお勧め!」とか言う感じではなく、非常に個人的な「萌」がありました。(マニアックな・・)
事件の事情聴取に被害者が最後に立ち寄ったショットバーに聞き込みに行くんですが、このショットバーのマスター木村が愛想悪くなかなか話をしないのに、秋吉が聞くと恥ずかしげに詳しくお話してくれたりするんです。でも見た目いい男なんですよ。
最後には名詞まで要求!
ほんの短いやり取りなのに私はこの木村が断然気になります!!
次巻に出てこないかなあ・・。
そして宮崎という同僚がまったく学歴以外はいいとこなしで使えない奴なんですが、こちらは秋吉に気があるわけではないのですが、なんとなくムカついたので次巻で誰でもいいからギャフンと言わせて欲しい!
こんな感じで主人公カップル以外が気になって気になって。
木村と宮崎がお話に絡むなら是非続きが読みたい私です。
まったく作品紹介になってないですね・・。