長瀬(受)への自分の忍耐力を試されている気分になった。
★★★☆☆
unisonシリーズ、今回はお互いに言いづらいことを隠していた場合はどうなるのか、そんな恋人の実験を読んでいる気分になりました。
だんだん長瀬がまるっきり何もできない男になり下がってますね、冊数を追うごとに。
ただ桐生に囲われている可愛い男になってきているのにびっくり。
これで桐生がアメリカに行こうものなら仕事辞めてついて行って家事でもしていそうな雰囲気です。
そんなかいがいしい長瀬を、まるで自分の子犬がトイレを覚えるトレーニング日々をじっと温かい目で見つめていられる読者様向けって感じになってきました、このシリーズ。
それがこの本で顕著に出ている気がしました。
忍耐力を試されてる、私?みたいな。
まあ待遇生活面では普通じゃないカップルの日常一コマシリーズですもんね、これ。