はっきりしない…
★★★☆☆
今までのシリーズを買っているので購入しました。
新刊が出て読み終わった後に思ったのが
弟が出てくるお話は、まぁいいとして
本編的なものは、
「こんなにシリーズが続いていて、ラブラブシーンも多いのに
なんでこんなに長瀬さんはうじうじ悩むのか…」
長瀬さんの会社の同期が出てきます。
以前桐生さんと付き合っているのに、うっかり関係を持ちそうになってしまった人で、
海外に出張中。
関係を持ちそうになってしまったことは桐生さんも知っていて
でも、長瀬さんを信じて許しています。
その同期の方が、急に帰って来ることで、長瀬さんがグラグラします。
桐生さんに、「同期が帰ってくる」と言えないのです。
「言わなきゃ」と思いながら、桐生さんに対してどんどん後ろめたくなっていきます。
同期とのことを一番気にしているのは、長瀬さんで本人も言っていましたが、自意識過剰過ぎというか。
桐生さんは許したのに…。
最初言いにくいのはわかりましたが、あまりにもうじうじしていて「なんなの?」と思ってしまいました。
許されて、後回し後回しにして後ろめたさからか桐生さんに散々甘えるのもなんかずるい。
結局、伝える前に桐生さんは同期が帰ってくることを知っていて
「いつ言ってくれるのかと思っていた…。」と、
長瀬さんのはっきりしない様子にスッと視線を外され、少し溝を感じたことを
長瀬さんは「気のせいであってほしい…」って都合よすぎない?と思いました。
結局桐生さんに甘えきって長瀬さんずるいんじゃない?
と、すっきりしないので、星3つ。