ギャンの著作ではない。ギャン研究だ。が・・・・
★★★☆☆
これはギャンの著作の翻訳ではない。
あくまでもギャンの研究論考だ。
だがしかし、後半の「銘柄と通貨のテクニカル分析」で、
ギャン理論による分析ではなく、
こともあろうに一目均衡表による分析が出てくる。
著者は一応、「ギャンのサイクル理論に酷似しているのは一目均衡理論」と言い訳しているが、
本を買った人間は騙されたと思いかねない。
それならそうと、タイトルに「ギャン&一目均衡分析」とか載せるべきだからである。
「ギャン理論」とタイトルに銘打つからには、ギャンで通して欲しい。
それでなければ、前半の説明もはたしてギャンがどこまで本当に言っていることなのかと疑念が涌いてくる。
ギャンというだけで★4つ以上つけたいところだが、
著者のいい加減さには★2つ。
中を取って★3つとしておこう。