What's Going on
価格: ¥1,447
Of all the life-affirming music made in response to Hurricane Katrina, this is perhaps the most radical achievement--a recontextualizing of Marvin Gaye's early-'70s classic in the wake of the devastation of New Orleans. Joining the Crescent City's leading brass band are an array of guest singers who give the interplay a different dynamic from Gaye's silky sophistication. From the harder edge that Public Enemy's Chuck D gives the opening title track through the redemptive prophecy provided by Guru on the closing "Inner City Blues (Make Me Wanna Holler)," the album takes the spirit of Gaye's social commentary and adds a contemporary twist. Among the other highlights, Bettye LaVette wrings every ounce of soul from "What's Happening Brother," Ivan Neville leads the call-and-response spirituality of "God Is Love," and the Dirty Dozen transform "Save the Children" into a symphony of syncopation and saxophones. Released to mark the first anniversary of the hurricane, with some proceeds benefitting relief efforts, the album deserves to have the staying power of Gaye's original. --Don McLeese
ニューオリンズの底力を見せつけた傑作
★★★★★
マーヴィンの原作にあった甘い高揚感はもうない。長く尾を引くトランペットの音は、挽歌のように切なく響き渡る。だが深刻なテーマ性とともになお、不幸を直視しながら同時に笑い飛ばしているような力強さと諧謔がある。洪水でも流せない音楽の都の伝統は、疑問符が絶望的に増殖する時代に相応しい形で歴史的傑作を蘇らせた。
最初の音
★★★★★
一曲目「What's going on」で、何故あの音でトロンボーンが鳴り出したのか、鳴り出せたのか、何度聞いても解せない。でも、あの最初の音は、ジャケット(輸入盤)の最終ページに写っている、全てを失って口を真一文字に結んでいるおじさんの写真と、完全に一致していると思う。「友達の葬式」よりきついアルバムだった。
2006年の、すごいアルバム。
★★★★★
昨年、大規模自然災害ハリケーン・カトリーナで大打撃を受けた音楽の聖地の一角、ニューオーリンズから、2006年にすごいのが出て来た。マーヴィン・ゲイ、1971年の大傑作、What's Going Onのフルカヴァー - あの素晴しい音楽の力は、まだ衰えていなかった。ジャズ・ブルーズ・R&B・ソウル・ヒップホップと流れて来た音楽と人のあいだに、こんなすごい力が蓄えられていたんだ。やっぱり音楽には力がある、と再確認。文句なし。
血液ドロンドロンで一気に沸点!逆激流!
★★★★★
DDBBといえば、もう泣く子も黙る、ニューオーリンズ代表ブラス。
そして例によって、ハリケーン救済キャンペーンの一環でもあります。
DDBBといえば、いつのどれをとっても凄く良くて。反対に言えば、いつのどれも同じようにいいのでw最近はそうそう食いついてもいなかったのですが、こーれはもう、
これ以上カッコイイ、ってのはありえん!!
と断言するぐらい、ぶっ飛びにかっちょいい!
現代NO腰回り担当、つーぐらいのドス黒いグルーヴが、ブンブン廻る上に、今回はゲストのヴォーカル陣がまたゴツイ。CHUCK D、BENNYE LaVETTE、IVAN NEVILLE,そしてG.LOVE、GURUとこれまた攻撃的で黒くて分厚い面々…最近サーフの風に吹かれてちょいリラクシンモードだったG.LOVEが、しっかり黒っぽいグルーヴに乗って帰ってきてるのがたまらんウレシイですよ!
こんな「WHAT'S GOING ON」「MARCY MARCY ME」聴けるなんて、びっくり!というぐらいコッテコテですから!
ここ最近のNO関係は、アラン・トウーサンのどっぷり大らかなメロディアスモードで愛と想いをしみじみ想い入れる、というのが多かったんですが、NOの骨髄神髄、グルーヴもどっこい脈々といきてまっせ、としっかり見せてくれた、さすがDDBB。