元々はファッション雑誌からのコラムのようです。
あまり芸能人関係の本は購入しないのですが、この本は優秀。

同性の友人がいることの大切さ、異性への文句や賞賛、いろいろ描いています。

一部だけですが、日本のモテブームに辛口の文章が描かれています。
日本のコミュニティに少しでも疑問を持ってる人、他人にあなた変わってるねと言われて、あるいは言われ続けてヘコんだ人に読んでもらいたい。

若さの危うさを前面に押し出しているようであるが、
若さを活用する術も知っていて、ちゃんと発揮している。

イケイケのヤンキーギャル風でもあるが、
勉強や仕事の重要性も理解し、その価値もわかっている。

そして男にウケる為に、自分を理不尽に変える事などは
潔しとしないりりしさも持っている。

彼女の言う、ありのままの自分の姿でいてもいい、
という気持ちにさせられる。

彼女が３０代、４０代になった時の文章も読んでみたい。

本に出てくるような男は実際いて、そんな方々に読んでもらうには、
いいと思いました。

『モテる為の努力なんてくだらない。
恋とは一人の男に、一人ぼっちで落っこちるもの』という言葉が、
頭いい！カッコイイと思って買いました。

でも、その言葉だけの印象の方が、
実際の本の中身より、私にはグッと来ました。

基本的にコラム中心で、なんていうか、知ってることが載ってました。

ガールズトーク万歳な私ですが、
これだけ本を通して心にくるエッセイって
ないと思う。

Lilyちゃんて感受性が豊かなだけじゃなくて、
本当に頭が切れるな〜って実感。

「ほんと、そ、そだよね？」って本に向かって
何度頷いたことか。

励ましてくれるし、時にガツンとダメだしもしてくれるし
何度読んでも心に響くエッセイです！

ガールズトーク大好きな女子なら絶対必読！！

詠んでマイハニーと思ってしまったlily。とても素敵に素直に女という生き物を表現してる。lilyこそまさに女の中の女。女の色々な顔を見せてくれるところが生々しい。そしてそこが魅力的。そのうえ別嬪さんなので余計に共感できます。美人の言う事の方がリアル感ありません?