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打撃の神髄-榎本喜八伝

価格: ¥1,890
カテゴリ: 単行本
ブランド: 講談社
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無駄な部分が多い ★★★☆☆
ぜい肉部分をそぎ落としてもう少し簡潔にまとめられなかったのかと思う。
とにかく合気道などのくだりが多すぎて榎本喜八本人から離れすぎている。
非常にもったいない。
内容の大半はバッティング理論です ★★★☆☆
 残した実績の割に陰の薄い、榎本喜八選手を知る貴重な書物です。前半部分はよい感じで
榎本選手のあゆみが描かれていますが、中盤から後半にかけては、合気道から学んだ打撃理論
が展開されます。これも貴重な叙述なのかもしれませんが、わたしにとっては冗長でやや退屈に
感じました。もう少しすっきりまとめて欲しかったものです。
 終盤は、自らの思いを他人に理解してもらえなかった苦悩が描かれており、その苦しさに
共感を覚えました。
 もっともっと、榎本選手の野球選手としての足取りを知りたかったので★3つとしましたが、
著者が榎本選手に直接取材(かなり通い詰めたそうです)して書かれている点は大いに評価される
べきでしょう。
一冊の本に取り上げてくれただけで ★★★★★
自分は70年代生まれで、もちろん榎本喜八の現役時代を生で見た事はありません。
ですが、歴代の名選手関連の本で必ずと言っていいほど取り上げられる選手で、イチローよりも早い1000安打達成、数々の奇行癖、現役時代の写真、引退後の世捨て人のような生活等で、少なからず興味を持っていました。
しかしこれほどの記録を残しながら情報に乏しく、自分の中では神秘的な存在のままであり続けた榎本喜八ですが、この本に出会い榎本喜八の実像を知る事が出来ました
この本の詳しいレビューはあえて書き込みません。
自分にとっては、榎本喜八という人物を一冊の本に取り上げてくれただけで、星5つとします。
読み方次第かも ★★★★☆
読んで何が得られるのか、と言われれば別に…ってな本ですが、日本で始めて「安打製造器」と呼ばれた男の話です。
ひたすら古武道にハマり、果ては猟銃を持って自宅に立てこもり…完全ドキュメンタリーの形をとっています。

榎本喜八という天才的なひとりの野球選手を思い、その後の悲劇的人生に涙するも良し、こんな変なおっさんがプロ野球の世界にいたんだなあと笑うも良し、ですね。
狂人日記 ★★★☆☆
 単純に本書を書き手の技量によって評価するならば、与えられる星の数は
一つか、せいぜい二つ。
 脚色過剰、ただただ冗長、なおかつ、語彙貧弱にして推敲不足。

 ただ一点、伝説の鬼才榎本喜八の肉声を記録した、そのことによって
価値を持つ一冊。

 もし喜八の心境などを知りたいのならば、いっそ野球を離れて、例えば
ブレーズ・パスカルのこのテキストでも参照した方がよほど伝わるように思う。
 松井氏は取材者としては評価されるべき、ただし書き手としては……。

 まあ、エピソードを客観的に読めば、現代的には統合失調かボーダーあたりで
片付けられてはいおしまい、ってなりかねない話ではあるわけで、こんな世界を
理解しろ、という方が酷なのだろう、とは思う。