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論理力を強くする―考える力を磨くために (ブルーバックス)

価格: ¥840
カテゴリ: 新書
ブランド: 講談社
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文字数は圧倒的に少ないが難解な本です。 ★★★☆☆
以前に読みかけた本で、文字数は圧倒的に少ないが難解な本。
何度か繰り返し読み込み、絵と式を書きながら了解、読了する。

UnitTestのコードを書いたり、フレームワーク上の論理値を理解するのに大変役立ちます。リファレンスとして繰り返し読める本です。

以前に読めなかった理由と今、読めた理由がわかりました。
論理は言語に依存しません。
プログラマであれば読んでいたほうが良いと思います。
論理学の初歩としてはとっかかりやすいのだが ★★★☆☆
「13歳からの論理ノート」と同じ著者。

あちらが「論理学の初歩の初歩」なら、こちらは「論理学の初歩」。

骨のある高校生なら読めるだろうという内容です。高校生向けと言ってよいブルーバックスの趣旨からすると適切なレベルの書き方だと思います。

真・偽、否定、二重否定、かつ、または、ならば、恒真・恒偽、背理法等々。
また、真理値表、ベン図、各種論法、Visual Basic Script による真理値表の作り方など。

ひたすらひたすら例題に答える形で話が進んでいきますので飽きずに読めます。

最初は自分の常識などがガツンガツンとぶつかって読み進みにくかったのですが(あえてそれを狙っている)、常識や知識、(自分が納得する)結論の正しさなどとらわれるのではなく、あくまでも問題文のみから論理として考えなければならない。そこに出てくる単語はすべて記号に置き換えて考える、「論理学ってそういうもんか」と納得したらすーっと読めるようになりました。

ただ、「巨乳OLは無能である」がウソならば……などという問題は、論理以前に問題文に拒否反応を示す女子がいるのではないかと思います。基本的に男目線で書かれているんですね。そういったものがちらほら散見し、学生向けを考えているとすれば残念。

なかなか良い本だと思うし、自分のためにはなりました。けど……というところで☆三つ。
ちょっと期待はずれでした ★★☆☆☆
☆2つ

プログラミングするための論理式の初歩を学びたい方には良いのではないかと思うが、
論理力を鍛えてビジネスで生かしたいと期待してこの本を買うと裏切られる。

『やさしい論理学』や『論理式の初歩演習』などというタイトルにした方が読者の期待を裏切らずにすむのではないだろうか。

内容的にはやさしい例題を次々に解きながら、その解説にしたがって論理式を学ぶという手法でとっつきやすいように工夫がされている。

ただ、例題の出し方に、言い回しに独特のクセがあり、個人的には違和感を感じた。
たとえば本書で出される例題は次の通りである。
・「猫耳のOLは猫耳ではない」−これは真実?
・「天使は『ブヒ』と言える?」
タイトルはちょっと不正確 ★★★★★
タイトルは言葉足らずで、正確には『論理に関する思考力を鍛える』か『論理の基本で思考力を鍛える』となるだろう。それを鍛えるために簡単な問題演習をする本である。
現代の形式論理学を学んでも思考力は鍛えられないし、ましてや旧式の論理学を学んでも論理力は鍛えられない。本書のようなパズル式がベスト。
論理学入門 ★★★★★
最もとっ着きやすく最も分かりやすい論理学入門の本です。論理学に興味を持って論理学入門書を読んでくじけた人にうってつけです。
「いない」と真理表との関係や帰納の計算などの、他の入門書には書かれていない新鮮なところがいろいろあります。個人的にはVBスクリプトの使い方のところが興味深かった。
様相論理の本は可能世界がなんたらかんたらと訳の分からないことが書いてあるのがふつうですが、本書の様相論理についての説明は地についていて中高生にも容易に分かるでしょう。