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吉越式会議

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 講談社
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会議向上 ★★★★★
従来の会議に対する考え方が激変しました。
是非読んでトライしてみてください。継続は大変ですが効果があると感じます。
社長としてのあり方に関心しました ★★★★★

 ・どうするつもりかという提案を持ってこさせる
 ・「なぜそうするのか」の説明を徹底して求める
 ・会議はオープンに行い会社の課題と取り組みを100%社内で共有する

これらの会議の進め方自体はそれほど目新しいものではない気がします。
少なくとも私が出会った優秀な上司達は皆同じようなコミュニケーションをとっていました。

感心したのは、この会議を道具として使う筆者の、経営者(社長)としての社内業務への関わり方です。
例えば、会議ではあくまでも「なぜそうするのか・そうなるのか」の説明を求めるスタンスに徹しています。
売り上げを上げよと言ってしまうと、それが金科玉条になってしまい皆思考停止するので「言ったことはなかった」そうです。
また、会議の結果出てきた成果を社内で横展開させ、その進捗具合をとことんチェックしたそうです。どんな経営者も横展開せよとは言うでしょうが、実際には組織の壁や担当者の抵抗にぶつかりそう簡単に進みません。そこを突破させやりきらせるのが社長の役割であり、代わりになる人はいないわけで、筆者は横展開したことが実務マニュアルに落とし込まれるまでをしつこく追いきったそうです。

頂点に立つ人が実務的に何をすべきなのか、何となく感じていたものを具体的な成功事例として明確に示してくれた本でした。

口述したものなのでしょうか、やや構成にメリハリがない(色々なテーマに触れながら話が続く)印象もある反面、語りかけ口調でわかりやすく熱意が伝わってきました。

--- 付記 ---
「報連相は不要」と出てきますが、文脈からすると著者の言う報連相とは「上司が部下の全てを把握し逐一判断するいわゆるマイクロマネジメント」です。
仕事をよりよくするための組織内のコミュニケーションを報連相とするなら、筆者はまさに報連相を実行していると思います。
問題は大きくなる前に解決する ★★★★☆
部門間のコミュニケーション不足による問題をユニークな「目的を限った会議」と「定例会議」により問題が小さなうちに解決し業績を伸ばし続けたノウハウを披露した本。そのユニークな点は、1つの議題について2分以内で処理し、決まらない場合は「誰が、何を、いつまでに」を決めて終える。通常は、いつ迄とは次の日を言う。全ての会議は議事録が作られ、早朝会議の議事録は午前11時には社員全員に配られていた。その根底には、早めに問題点を察知し、早めに決断し実行すれば、時間・コスト・努力を他に使う事が出来ると言うものです。
報連相は必要です ★★☆☆☆
後半は精神論が多く冗長で読むのに骨が折れた。
書いていることも多くが目新しいとは感じられなかった。

☆2つとしたのは、本書では再三再四報連相は必要ないと言いながら、
吉越式会議では全社員から会議の場で効率良く報連相させているのが実態と私には受け取れたため。
全社員で情報を共有することで会社・経営への参画意識が高まると思うので悪いことではない。
むしろ良い事。
だが、ホウレンソウなんて必要ないとカッコつけて悦に入っているのが癇の虫に障った。
会議を必要悪から解き放つ ★★★★☆
タイトルが面白くて購入しました。私の会社でも会議で部下に方針を伝えたいトップと1日中ひたすらうえから命令されることにうんざりしている社員たちの間で時間を費やしているにもかかわらずトップが必死になって伝えたいことが10%くらいしか伝わっていない。月1回とはいえてぐすね引いているトップとモチベーションが最低の部下の組み合わせは不幸としか言いようがありませんでした。たまたま自分が会議を主催せざるを得ない立場になり同じことは繰り返したくない、会議をやめるか回数を減らすか悩んでいたところ吉越氏の逆転の発想に出会い新鮮なショックを受けました。やはり会議は必要で有効なんだと認識しただけで大きな収穫です。実際自分の会社に当てはめるにはそれなりの準備と自分自身のトレーニングが必要ですが目指すべき方向が開けたことで会議をどう利用してゆくかという課題が出来ました。吉越氏の著書は全て無駄を省き時間を有効に使いこなすことで人生をより有意義にしたいという主張に貫かれています。あとはアプローチが英語(異文化圏とのコミュニケーション)だったり残業の克服だったりといくつかありますが主張の根幹は同じです。読者の方が自分の興味ある現実のテーマから本を選ぶといいと思います