実力派王道メロディック/エモバンドの秀作。
★★★★★
シアトルのメロディック/エモバンド、ヴォーカルが交代しての3rd。
All Time Lowと比較されがちなバンドだが、こちらの方がエモ寄り。
弾けるような瑞々しい演奏と青春全開の爽やかなメロディー。
胸に迫る切ないメロディーは日本人好みでしょう。
疾走感とメロディーの絡みが心地よいM1、M3、M5、M11
ミディアムながら丁寧なアレンジで聴かせるM2、M7、M10
王道バラードも堂に入った感のM4、M12
80sポップスなメロディーがノスタルジーを感じさせるM6など
実に多彩な構成の楽曲で楽しませてくれる。
エッジを効かせたタイトなバンドアンサンブルも力強い。
楽曲のクオリティが素晴らしく、アレンジもよく練ってあるので
アルバム全体通して単調にならず聞き飽きない。
メジャーデビューしていないのが不思議なぐらいの実力派バンド。
正直前作の大きな欠点のひとつに歌唱力の低さがあったため、
ヴォーカル交代は間違いなく吉と出ている。
Yellowcard、New Found Glory、Fall Out Boyなんかが好きな人にオススメします!