そんな時、新聞部主催で三薔薇のつぼみからのプレゼントとして
「バレンタイン宝探しゲーム」が開催されることに。
副賞として半日デートの権利がもらえると聞いた祐巳も、参加することにしたのだが…。
祥子さまに対する思いは本当に強いけど、うまく表現できずに自信をなくす…
祐巳の十八番とも言うべきシチュエーションですが、段々と祥子さまとの向き合い方も
板についてきたことがわかるお話です。
同時収録で「黄薔薇交錯」は、黄薔薇三姉妹のお話。
令ちゃんを軸にあれこれ思う黄薔薇さまと妹がほほえましい一編です。
そんなタダでさえ盛り上がる日に、新聞部の三奈子さまの提案で
生徒会を巻き込んで『ゲーム』をすることに。
景品はいったい誰の手に!?
そして祐巳は、祥子さまにチョコを渡すことができるのか!?
…今回も白薔薇さまこと佐藤聖さまはポイントを押さえてます。
番外編の『黄薔薇交錯』はタイトル通り黄薔薇ファミリーの
三人が主役の短編小説。
これを読めば、三人の性格がよくわかります。