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マリア様がみてる ウァレンティーヌスの贈り物(前編) (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)

価格: ¥500
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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宝探しと乙女心 ★★★★★
第5巻・「ウァレンティーヌスの贈り物(前編) 」。

ウァレンティーヌス……バレンタインのことですね。伝統あるお嬢様学校でも、さすがに乙女の園。年に一度のこの日ばかりは、誰もが冷静ではいられません。

この巻から、主要登場人物紹介のページが一変。各種薔薇ファミリー全員が一堂に会している絵となっていて、とても華やかですね。それぞれの名前もちゃんと表記されていて助かります(笑)。
このメンバーがこうして揃っている絵はあと数巻しかなく、何気に貴重だったりもします……。

バレンタインということで、妹たちはそれぞれのお姉さまにどうやってチョコレートを渡すかで、やきもきします。その他愛のない悩みこそが、汚れなき少女である証。純真で無垢、しかしそうであるからこそ欲望には忠実。
「つぼみとのデート券をかけた宝探しゲーム」などというものに、ほぼ全校生徒が熱中するとか……この辺はさすがお嬢様学校と言わざるを得ませんが、この話の顛末は次巻まで引っ張ります。それどころか、消えたカードの拾い主のことに至っては最終巻あたりまで引っ張りますが。

バレンタイン、いいですね!女の子同士でのチョコの授受が当たり前のように展開するのは、女子校ならではの風景ですよね。
女の子はいつもドキドキ ★★★★★
年に一度の大イベント、バレンタインデー。
ガチガチのカトリック校であるリリアン女学園でも、
「ヴァレンティヌスの祝日」なんてすましていられない。
皆、思いを込めた贈り物を姉妹同士でプレゼントしあうと聞いて、
祐巳も祥子に何を贈ればいいのか、考えあぐねている。
祥子は好き嫌いがはっきりしていて、どうやらチョコレートも
あんまり好きではなさそうな感じ。

そんな時、新聞部主催で三薔薇のつぼみからのプレゼントとして
「バレンタイン宝探しゲーム」が開催されることに。
副賞として半日デートの権利がもらえると聞いた祐巳も、参加することにしたのだが…。

祥子さまに対する思いは本当に強いけど、うまく表現できずに自信をなくす…
祐巳の十八番とも言うべきシチュエーションですが、段々と祥子さまとの向き合い方も
板についてきたことがわかるお話です。

同時収録で「黄薔薇交錯」は、黄薔薇三姉妹のお話。
令ちゃんを軸にあれこれ思う黄薔薇さまと妹がほほえましい一編です。

やってきましたよ。この日が。 ★★★★★
バレンタインデー…
それは女の子にとって、年に一度の大イベント。

そんなタダでさえ盛り上がる日に、新聞部の三奈子さまの提案で
生徒会を巻き込んで『ゲーム』をすることに。
景品はいったい誰の手に!?
そして祐巳は、祥子さまにチョコを渡すことができるのか!?
…今回も白薔薇さまこと佐藤聖さまはポイントを押さえてます。

番外編の『黄薔薇交錯』はタイトル通り黄薔薇ファミリーの
三人が主役の短編小説。
これを読めば、三人の性格がよくわかります。