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銀曜日のおとぎばなし 1 (集英社文庫―コミック版)

価格: ¥650
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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漫画はただの子供だましではないと教えてくれる作品 ★★★★★
残念ながら私は小人を信じる心を失くしてしまいました。でも本の中でだけでも信じたい気持ちを久しぶりに取り戻させてくれた作品です。

小学校のときに「りぼん」愛読していて、ポーの「全プレ」=「全員プレゼント」(懐かしい響きだなあ!)の巾着袋を愛用してたのを思い出しました。しかし、肝心のストーリーはぜーんぜん覚えてないんですね。10歳児には難しすぎたのかもしれませんね。

それはまさにおとぎばなし、愛を持つ力、信じる心を拠り所に正しく生きる勇気を描いています。そこに、ヨーロッパの街への憧れや美しいものを守りたいあたたかい気持ちが加わり、忘れられない作品になっています。

最初に読んだときはストーリーを拾うのに夢中で飛ばし読み気味でしたが、落ち着いて見返すとポーとリルの可愛さにはひっくり返りますよ。子供や小動物を描かせたら天才的なんじゃないでしょうか、、、絵やコマ割が雑然として分かりにくい部分が若干ありますが、全体的な可愛さで相殺、5点献上します。
優しく、切なく、愛に満ちている ★★★★★
 連載当時、僕は小学校低学年で、姉からりぼんを借りると真っ先に『銀曜日のおとぎばなし』を読んでいたおぼえがあります。
 恐竜やら昆虫やらガンダムなどが好きだった僕でしたが、この作品に触れて以降、小動物や小鳥といった、可愛らしいものも大好きになってしまいました。

 萩岩さんの作品は、とにかく優しく、やわらかい空気が素晴しい!
 主人公たちは、どんなに困難に満ちた状況の中でも、優しさと誠実さを失わずに生きています。
 その姿はあまりに切なく、大人になってから読み直したとき、思わず目頭が熱くなりました。

 この作品は優しく切ないだけでなく、とてもドキドキさせられる場面も数多くあり、エンターテイメントとしても超一流です。
 老若男女を問わず、誰にでもおすすめできる、本当に素敵な作品です。
萩岩睦美はJ・P・ホーガンである ★★★★★
ポール「物置に住んでるおじさんがいてね、でも心はと――ってもやさしくて、だから見かけで人を判断しちゃいけないっておやぶんが」

見かけで人を判断することばかりを強調する少女漫画の世界において、
真実を訴える萩岩睦美は素晴らしい!
萩岩睦美はJ・P・ホーガンである。
などと書いたらSFファンに殺されるだろうが、
困難な不幸な事態を設定し、それを知力と体力の限りを費やしてハッピーエンドにしてしまうのだから、
ホーガンと同じ感動を与えてくれる。
安易に流れずハッピーエンドにすることの方が作者に力量がいるのである。
萩尾望都など過去の遺物だといわんばかりに、キャラにポーとネーミングする素晴らしさ!
ポーと萩と聞いて語るべきは萩岩睦美である。
名作です。 ★★★★★
〜満月の銀曜日に生まれた千人目の女が死ぬとき 部族が滅びる〜という。
ポーはその部族の中で千人目の女の子。ちょっと重い話からスタート
しますが、心優しいスコット青年と、小人の少女・ポーを中心に展開
される心温まるお話です。
何度読んでも心が優しくなれます。ぜひ全巻まとめて読んで下さい。



ところでTV漫画で「とんがり帽子のメモル」という作品がありますが、
銀曜日のおとぎばなしをエッセンスとして製作されています。
放映当時も話題になり、銀曜日の各エピソードなどは「メモル」でも
取り入れられていて、本作を御覧になっていればニヤリとくる場面も
幾つかあります。
※「メモル」はアニメ作品として良く出来ています。おすすめ。
かわいいおとぎばなし ★★★★☆
イギリスの片田舎に住む小人のポー。ポーはその一族の女王の娘だった。あるときロンドンからスコットという人間がやってくる。たちまち二人は気が合って、再会することになる。

大好きな作品です。純粋なポーとスコットがとても素敵なのです。こんなふうに相手を信じられたらいいなあ。そして突然、自分も小人に会えるかもしれないと思わせます。二人だから起きる奇跡!可愛い心暖まる物語です。