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パールガーデン (集英社文庫―コミック版 (は26-11))

価格: ¥650
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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完璧な作品です ★★★★☆
絵がきれいでかわいい上に、ストーリーもまとまっています。1巻に収まるのこのシンプルさもうれしいです。
昔、りぼんで掲載されていたときはきちんと読んでいなかったのですが、先日なぜかこの絵がふと頭をよぎり無性に読みたくなったので探しました。
80sロードムービーライクな冒険ファンタジー ★★★★★
「昔の少女マンガ」、「りぼん」というカテゴリでスルーするには惜しいほどに完成された、
上質のロードムービーを見たような幸せな読後感をもたらしてくれる傑作寓話です。

主人公ピアが出会う「人間たち」は、何の因果か彼女から「王子様」と思い込まれた不幸な生い立ちの間抜けな詐欺師、機能不全家庭に育つ寂しがりやのスリの少年とその家族、大金目当てに近づく女性や、身内の死を受け入れられない孤独な老婆など、少女漫画の登場人物と思えないほどに不完全な人々ばかりですが、底抜けに明るいピアの無垢な純真さに、忘れていた「何か」をユーモアたっぷりに、そしてしんみりと、またはホロリとさせられながら見いだしていく姿が印象的でした。

連載された1980年代に流行っていたブリティッシュ・ロックな雰囲気に溢れ、知る人ならニヤリとしてしまう隠しコマンド(笑)もあります。ロンドンもコペンハーゲンも、かわいらしい絵なのに通り縋りの人の仕草に至る細かいところまできちんと描かれていて、臨場感たっぷりで見応えがあります。

少女漫画&お姫様願望&ファンタジックな世界に抵抗がないすべての方におすすめです。
現代版・人魚姫のおはなし。 ★★★★★
『パールガーデン』、書店で見たときにすっごくうれしかったなぁ!
萩岩さんの描く女の子は本当にかわいくて、文庫版になった作品は少しずつ集めています。
このお話しはいうなれば『現代版・人魚姫』のお話しといってもいいかもしれません。
主人公・人魚のピアは、他の人魚のおねえさんたちとは違って、陸に上がっても長い間呼吸ができるという特技がありました。実はピアのパパは「人間」!彼女は人魚のママと人間のパパの間に生まれた子だったんです。
死ぬ直前のおばあちゃんからその話しを聞いたピアは、突然、海に「落ちてきた」人間の男性・グリーン(本名は違うんだけれど)と一緒に、デンマークへ向かうことに。純粋なピアに、詐欺師のグリーン、そこに少年スリ師のマルコが加わって、3人の冒険?が始まります。目的は、ピアのパパに会うためにデンマークへ行くこと。最初こそ、ピアを利用してやろうかと思っていたグリーンですが、純粋な心をもったピアに、少しずつ惹かれていく過程も描かれます。
短いお話しですが、テンポ良く進み、読んでいても苦にならない展開だと思います。
さて、ピアは無事にデンマークへ行くことができるのでしょうか?そして、パパに会うことはできるのか?それは、ぜひ、本編をごらんいただければと思います。