この本は、大人が見るべきです。そしてもし周囲にお子さんがいるなら一緒に話し合えると良いと思います。私が親として個人的に考えさせられたのが日本の女の子「はなこちゃん」の言葉。食事を残して怒られると言うんですが。。果たして残した彼女だけが悪いのだろうか？食事を与える大人の配慮も必要なのではないだろうか？与えすぎているのでは？と自分に問いかけてしまいました。これはDVDもあってそちらもわかりやすくてオススメです。

いま地球で起きている問題は、命をまず一番に考えていたら起きなかった…
帯に書かれた言葉が印象的でした。
それではかわりに何が一番に考えられているのか？
子どもといっしょに読んで考えるいい機会になりました。
このシリーズの２冊目『もったいないばあさんと考えよう世界のこと　生きものがきえる」を読んで、こちらの本を知ったのですが、
「戦争ほどもったいないことはない」「子どもたちをまるではたらくロボットのようにあつかうなんて…」等
もったいないばあさんのメッセージが添えられていて、心にすとんと入ってきます。
世界で起きている問題と私たちのくらしとのつながりがわかりやすく書かれていて、
子どもだけでなく、大人が読むにもとてもいい本だと思いました。

娘が学校の授業で環境問題を学んでいるころ、この本と出合いました。
今、世界で何が起こっているのか？
本を読んだ娘は同年代の子供達が大変なことになっている！と
ショックもうけていましたが、自分は何が出来るか？と考える時間ができました。
わかりやすい文章とイラストでまとめられており、子供はもちろんのこと、
ぜひ、大人にも読んで欲しい１冊です。

子供と一緒に学ぼうと思いました。
前半には、世界の１０人の子供たちの生活の一部が書かれており･･･
同じ地球の住民として知らなければならない！と思いました。
後半には、世界の１０の問題を取りあげている。
とてもわかりやすい内容と文章です。
私たち大人も知っているようで、本当は何も知らなかったんだなぁ〜と
感じました。
親子で一緒になって真剣に考えたい！と思う１冊でした。

好きなシリーズの本なのに、残念です。

「僕はさらわれて兵士にさせられた。
こわいと言うと、注射を打たれる。そうするとこわくなくなるんだ。」
「僕は道ばたで暮らしているんだ。
親はお酒を飲んでばかり、僕のことはどうでも良いみたい。
僕は仲間と接着剤の臭いをかぐんだ。そうすると気持ちが楽になる。」
これはさすがに子供に読ませられません。

大人が読むなら「ああ、こんな現実もあるんだ。」と考えさせられ、良い本だと思いますが、
イタズラ盛りの年齢の子は、接着剤なんかはすぐに真似してしまいそうです。

さらわれて兵士にさせられたんだ。道ばたで暮らしているんだ。
それだけで良かったのにと思います。