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明智小五郎 対 怪人二十面相 [DVD]

価格: ¥4,179
カテゴリ: DVD
ブランド: キングレコード
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   誰もがかつてはまった江戸川乱歩の「少年探偵団」シリーズを原作に、明智小五郎役に田村正和、怪人二十面相役にビートたけしを配して製作された、2002年放送のスペシャルドラマ。
   終戦から3年後の東京、世間は正体不明の大泥棒・怪人二十面相の話題で持ちきり。また新たに博物館への犯行予告があり、警察による捜査網の中、堂々と現れる二十面相。だが、寸前で彼のトリックを見破り立ちふさがる名探偵・明智小五郎。
   最新のCG技術と中国ロケによる壮大な映像作りを通し、物語は明智と二十面相の戦時中にまでさかのぼる因縁を描く。原作では描かれない部分にまで突っ込んで新解釈がなされているために賛否両論あろうが、戦後の怪しい雰囲気や小林少年をはじめとするおなじみのキャラクターの登場で、ファンにも納得のいく作品となっている。(田中 元)
原作の明智小五郎にもっとも近い田村正和 ★★★★☆
映像もので長くシリーズ化されただけで適役と見なすのは疑問だ。すなわち明智小五郎=天知茂みたいな声が上がってくるけれど、小説の明智はあんなに油ぎってないし、ビジュアルはもっと端正だし。
『古畑任三郎』の存在のせいで多くの人が誤解しているが、モジャモジャした髪・人懐っこくもあるがどこかメフィストフェレスな笑顔・癖のある歩き方…田村正和こそ過去演じた俳優の中で明智小五郎のイメージに最もふさわしいではないか。田村本人がミステリアスな分、こういう名探偵役には非常によく似合う。

二十面相もの、というよりほとんどの乱歩長編が幾つかのエピソードを積み重ねるスタイルであり、大きいテーマをもって冒頭からラストへ向かって突き進む構成ではないので、2時間枠の映像でストーリー的に原作を熟知していない視聴者を引っ張っていくのはなかなか難しい。とはいえ本作は「怪人二十面相」「少年探偵団」「妖怪博士」をコラージュし「猟奇の果」のテイストを本筋の核に取り込んでおり頑張っているとは思う。登場人物も一部を除きほぼ原作どおりの名で登場するのも嬉しい。たけしを敵役にするなら、原作に忠実な「魔術師」を是非見たかった。二十面相でなく奥村源造ならたけしにピッタリだ。

豪華なキャステイングの中でも特に叶美香はチョイ役だからとはいえ雰囲気があった。宮沢りえ(文代)中尾明慶(小林芳雄)久本雅美(女中)の三人がダメなのが残念。小林少年はやはり丸刈り・詰襟であるべきで相川泰役の三浦春馬にやらせるべきだった。
本DVDは特典映像あり。
ロンブーに苦笑。変身シーンで「おおっ!」。 ★★☆☆☆
 田村正和対ビートたけし。怪人二十面相という古めかしい題材で作るうえでは、配役の話題性で盛り上げるしかなかったのか。しかし私には古畑任三郎対タケチャンマンに見えてしかたがなかった。たけしの二十面相にはビジュアル的にがっかりさせられた。脇役に注目してみると、西田敏行のマッドサイエンティストぶり、伊東四郎のちょっととぼけた刑事は楽しめた。ともすれば、バラエティー番組などでの姿が垣間見えて興ざめな豪華脇役陣の中にあって、山口祐一郎は、持ち前のなりきり精神(?)で真面目に明智のライバルを演じて見せた。 

 ストーリーについては戦時中からの明智と二十面相の因縁話というのが新しく感じられ面白いと思った(回想シーンのたけしと宮沢りえが良い)が、全体的にトリックは安易。ショボくてがっかり。
 いろいろ突っ込みどころはあるがラストはちょっと「おおっ」て感じでしたね。(あれはCGなの?)

 そして最後には明智小五郎に見えてきた田村正和。やはりかっこいい。
こういうドラマでいつも思うのだが、脇役をここまで豪華にする金があるならもっと質のいいものを作ってもらいたい。(黒木瞳もチョイ役)。 だから星ふたつ。

小林君がジャニーズ系だったら……ねぇ…… ★★★★☆
田村正和VSビートたけしって時点で勝手に「しょぼい」と思い込んでました。でもそれは大きな間違い! 田村正和は役者が本職なので当然としても、ビートたけし氏の演技力には驚きました。この人こんなに上手かったっけ?

しかも二十面相だから、ただの冒険活劇だと思いきや、けっこうテーマが重い! ちょっと社会派ドラマになってるよ。ラストの大どんでん返しには涙を誘われました。

これをミステリーだと思って鑑賞すると腹が立つかもしれません(トリックは綻びだらけなので)が、人間ドラマだと思って観ればけっこうキますよ!! つか、マジ泣きしてしまいましたしね、私は。
ただ惜しむらくは小林君。小林君には、もうちょっと美形のお子様を配置して欲しかった。だから減点1。

田村氏の明智はいいのだが…… ★★★☆☆
田村正和が明智を演じ、ビートたけしが二十面相を演じる。最初にそれを聞いた時はどうもイメージが沸かなかったが、とにかくも凄い。

しかし、どうしようもないこと。それは年齢。田村正和は悪くなかったと思う。というよりも意外と合っていたと思う。多くの人は、古畑任三郎と重ねたようだが、本人も語っていたように、私にはきちんと演じ分けがされているように見えたので問題なし。

しかし、たけし、だ。年齢から来る部分が一番出てしまった。二十面相は、もっと颯爽としているのに、どうしてもドタドタしてしまう。

まあ、それはいいにしても、やはり脚本に一番の難ありだ。二十面相と明智の因縁話を描く、と最初に聞いた時、そんなのあったかなと思いながら楽しみにしていた。しかし、戦争を交え、全く異質のものを入れてしまった。明智=二十面相、という説はある。しかし、二十面相がやってはいけないことがある。その点でも、この作品はマイナスだ。

あと、個人的意見。小林少年は愛敬があるだけではダメ。もうちょっと可愛い上に知的な要素が感じられるといいのだが(笑)。

かなり面白い。 ★★★★☆
かなり出来のよいドラマ。
明智小五郎や怪人二十面相の入門としてうってつけ。
娯楽作としてもかなり良い出来。
田村氏の明智小五郎はちょっとハマリ役に近いぐらい合っていた。
私は北野氏の演技力を買ってない人だがこのドラマの怪人二十面相は
ちょっと文字通り非常に「怪人」らしい。ちょっと見直した。

いかんせん時代考証と演出と久本氏の演技が余り宜しくない。そこだけ惜しい。

よって一つ減点。★四つ。