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彼岸島(18) (ヤングマガジンコミックス)

価格: ¥560
カテゴリ: コミック
ブランド: 講談社
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感想を書かせていただきます。 ★★★★★
初めにに断っておきますが、コミック自体は一巻すら持っておりません。
ですが、近くの本屋で立ち読みをして印象に残っているので書かせてもらいます。作品のジャンルは言うまでもなくホラーです。
残酷なシーンも多数ありホラー系が苦手な人はご遠慮した方がいいかもしれません。
さて、僕個人の評価ですが、目を背けてしまうこともありますが、結構面白いと思います。
なんだかなぁ・・・ ★★★☆☆
どうにも納得が出来ないのです。
吸血鬼化した篤は本来の強さもあいまって、
それはもう恐ろしいほどの実力者になってるのではなかったの?
足を噛み千切られそうになっても、通常の人間ならのた打ち回って死んでいく
雅の吸血鬼ウイルスを直接移されても、頑として戦うことを諦めなかった篤が・・・
この巻では驚くほど情けないことになっています。

かつての自分はリベンジャーとして、しかし、今の自分は己を慕う者を守る存在として、
以前よりも強い決意と力を手に入れたと僕は解釈していたので、この展開にはがっかりしました。

この巻を読み、最近の展開がまるで『明が主役のRPG』のようであると感じています。
当初のオドロオドロしい恐怖感やスリリングさを、どこかに置き忘れてしまっているような。
勿論、だからといってシナリオが詰まらない訳ではありません。
読んでいて面白いことは面白いです。


そろそろ、新たな設定を突然追加するやり方ではなく、今ある伏線を
ありったけ散りばめ、その後に徐々に明らかにしていく展開にして欲しい気がします。
今の状態だと、頭の中にある『明』というキャラを強くたくましくする為に、
次々と設定を思いついてはそのまま作品に反映させているという感じが拭えないのではないかと。
“さあ、皆殺しにしてくれる、安らかに眠るがいい” ★★★★★
ちょっとベタな展開だが、兄弟の相克が面白い。肉親同士が敵味方に分かれて殺しあったなんてのは、朝鮮戦争だってなんだって本当にあった話だし、今でもあるだろうから本当なら笑えない。この巻は話が凝縮されていて読み応えがあった。ワクチンを巡って、いよいよ雅との戦いに挑むことになるが、その前に雅封印とワクチンを巡る背景が述べられるようです。
兄弟対決の終幕 ★★★★★
この漫画は映画「キル・ビル」のタランティーノ監督も絶賛しているという事でとても面白いです。
今回は兄弟対決に終止符がうたれる事もあり大変スリリングな展開が楽しめます。
五○一ワクチンを賭けた戦いは何時しか衝撃的で感動的な殺し合いになります。話が後半に進んでいくと篤さんの妻である涼子さんが登場します。そこでは篤さんと涼子さんが吸血鬼になってからどの様にして生活していたのかが多少は窺えます。
篤と涼子の夫婦愛・篤と明の兄弟愛・篤と師匠の師弟愛・明の友人たちの思い・篤と涼子と村の人々の吸血鬼としての固い結束。兄弟対決に終止符がうたれる時、全ての絆に影響を及ぼします。
話は本当にグロテスクでシリアスな感じで非常に面白く淡々と読めるのですが、話と話の間に同じシーンを2〜3ページに渡り繰り返す部分があって、ほんの少しだけ気になりました。焦らされている感じかな…。
でも、シーンを繰り返し使うのも考え方だと思いますし、話の展開は本当に楽しめるので、しっかり星5つはあげたいですね。
兄弟対決の結末。 ★★★★★
篤が奇策をかけるところで終わった前巻、18巻ではついにその最終舞台になります。
明と篤の人間対吸血鬼の闘いであり、兄弟としての闘いであります。
明の心の弱さを絶つために篤が選んだ選択がかなり重い。
そして次に会うときはまた来世で、という篤たちの会話が感動的です。
相変わらずスピード感があり、コミックで読むとやはり面白い。
次巻への「ひき」もとてもうまいと思います。
ひとつの区切りが終わった今回、次の展開が楽しみです。