回を追うごとに
★★☆☆☆
つまらなくなっているような気がするのは気のせいであろうか? いつのまにか格闘マンガになっているが、それならばジャンプにおもしろいマンガがあるのでは? ハンターハンターのほうが面白い気がするんだが。
あと、もう説明的な台詞が気になってしかたない。絵見てればそれぐらいわかりますよ(笑)と思えるくらいものすごい台詞が連発する。
離れて恥ずかしい言葉をお互い言い合う兄弟にも辟易。読んでいるこちらが恥ずかしくなるのですが…
ほとんどインディアナジョーンズの世界
★★★★☆
しかし、この人の描く怪物は妖怪的というか戯画的である。目玉の怪物にせよ、姫にせよ、ほとんどジョークなのだが、妙に迫力がある。兄弟の相克はこの作品のテーマとして常にあって、それは最初の2巻あたりでチラチラ見えていたのだが、途中雅との戦いの中で、回収されて見えなくなっていた。しかし、最後にこれが浮上するわけで、期待できる展開である。それにしても、炭鉱脱出のシーンはほとんどハリウッドの映画並みで、全員もはや人間とは思えぬ超人的力量を披露する。
坑道脱出!?
★★★☆☆
ワクチンを探す坑道内での攻防も、いよいよ終幕!
前巻で姫を振り切り、五十嵐の陰謀にも気付いて、ようやくワクチンが眠る研究室へと辿り着く一行
だが、ワクチンは既に…と、盛り上がりも最高潮に達してきましたね!?
ここまできて(五十嵐はともかく)玲が『あの人』に殺されるとは思ってもいませんでした…(汗)
ただ、トロッコを使っての脱出シーンは多少ご都合主義的な気がしました…
姫の襲来にパニックになった加藤が投げた爆弾のせいでぶっ壊れたレールを利用(!?)して姫の背中に着地…ここだけはご都合主義な気がしてなりません(汗)
炭坑編終了!そして兄弟対決へ
★★★★★
この巻で炭坑編が終了します。
何とかワクチンの眠る部屋までたどり着いた明達ですが、先回りしていた兄によってワクチンを奪われ何と冷と五十嵐が殺されてしまいます。
冷は最後まで生き残るキャラだと思っていたので衝撃的でした。
そして炭坑からの脱出が始まります。
姫に追われながらトロッコで逃げるシーンはスリル満点でした。
そして、次巻ではいよいよ兄弟対決が始まります。
気付けば物語も終盤に入ってきましたね。