一番好きな、ソラヲトらしい巻です!
★★★★★
この巻から急速に物語の核心に近づいていきます。
これまでの当番回でキャラ立ちができているので物語の進展に伴う各人のふるまいや仕草がきちんと伝わっていい感じ。
この巻は、丁寧に描かれた背景や音楽の素晴らしさが際立つシーンが多く「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」らしさでは第1巻と並んでピカ一の巻になっていると思います。
ちなみに、全般に言えることですが、このアニメでは「架空」の設定に「実存する」+「異なる地域」の言葉や文化をそのまま用いています。(街のモデル、国名、言語など)。。。この点について私は面白味をもって楽しめましたが不快感をもった人も多いと思います。そういう意味では突っ込み所が満載ですw。
ここは賛否が分かれるところですが、このアニメは民俗学的な考証から物語のリアリティを表現するタイプではないし(「閃光のナイトレイド」は残念)、この物語で伝えたい事を軸に視聴者が共感できそうなイメージに合うモノ、言語、街などの設定が躊躇なく繋ぎ合わせた結果と思います。まぁ海外ではどう評価されるんでしょう?気になりますねー。