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ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション [DVD]

価格: ¥4,935
カテゴリ: DVD
ブランド: ジェネオン エンタテインメント
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   1994年アフリカのルワンダでは、長年にわたるフツ族とツチ族の民族抗争がエスカレートし、ついにフツ族はツチ族の大虐殺を開始。そんな中、ルワンダの高級ホテル支配人を務めるフツ族のポール(ドン・チードル)は、妻タチアナ(ソフィー・オコネドー)がツチ族であることから家族だけでも護ろうとしていたが、彼を頼って集まってきた難民たちを見ているうちに、彼の心の中で何かが変わり、独り虐殺者たちと対峙することに…。
   100日で100万人が虐殺されたルワンダ事件を背景に、1200人の命を救ったホテルマンの決死的行動を描いた実録社会派映画の傑作。単に世界を震撼させた事件を再現するだけでなく、そもそも諸悪の根源でもある欧米の差別意識や、国連の対応などにも厳しい批判を下した勇気ある姿勢には頭が下がる思いだが、同時に人はふとしたことで英雄的行動を取ることの出来る生き物でもあることまで力強く教えさせられる。『ボクサー』などの脚本家でもあるテリー・ジョージ監督以下、まだまだアメリカ映画界には反骨の映画人が多数存在するのだ。必見。(増當竜也)
つらいが現実 ★★★★★
大統領暗殺からはじまるフツ族の大量虐殺。
もともとベルギーの植民地時代にツチ族が優遇されていたが
独立後に多数派のフツ族が実権を握り、大統領の暗殺を機に民族浄化に走る。

「ルワンダの涙」の完全なる絶望感と比べると、まだ希望をもてる内容であったけど
見ていてつらくなる。

今はツチ族の大統領が両民族の融和を図っているが、この内戦がコンゴなど
周辺国に飛び火しているのは事実。

対岸の火事ではすまされないと思った。
ちょっと違った角度から学んでみる ★★★☆☆
ルワンダ内戦の話ですから、どうしようもなく重いです。もし重さに耐えられなくなったら、主人公の話術、コミュニケーション能力の高さに注目して見ていきましょう。

1.いかにも悪い知らせをもってきた将校に対して、
「何があったんだ!」などと詰め寄るのは素人
いつも通りの笑顔で近づき「何かお飲みになりますか?」 これが上級者の会話術。

2.今すぐ出て行け!と銃を突きつけられたとき、
あわてて出て行っては後で困ってしまいます。
「わかった。ああしてこうしてそれをして準備ができたらすぐ出て行く。30分あれば十分だ!」「30分も待てん。10分で出ろ」 その10分で権力者に電話をしましょう。

いやはや本当に素晴らしいですよ。外国人や軍上層部を顧客とするホテルで、決してNOと言うことなく彼らの我儘を解決してきた彼の才覚はため息が出るほど見事です。中間管理職に就いて悩むあなた、彼を師としてみてはいかが?
主人公は素晴らしいが映画としては軽い ★★☆☆☆
この主人公が実際の人物で、ジェノサイドの状況下、
無辜の市民を救い出したというのは、驚愕。
ここまで行動力のある人間がいるとは!!
その反面、映画の作りが甘すぎるのが目立つ。
西洋人好みの勧善懲悪のわざとらしさ・・・・。
絶望の果ての希望を描くのなら、もっと忠実に
殺戮の惨たらしさも、人間のおぞましさも描いてこそ
バランスが取れるというもの。舐めたらすぐに溶ける
綿飴のような甘さの残るラストは、映画のテーマに相応しくない。
黒人俳優の演技はどれも真に迫って素晴らしかった。
恥ずかしいけど生きていく ★★★★☆
地球の、世界のどこかで苦しんでいる人がいても、自分は眠ることもご飯を食べることもできる。もっと近い、おそらく直ぐ近くの公園などで、餓えや寒さ、暑さに苦しんでいる人がいても、自分は生活できる。悩んでいたら前に進めない、生きていけない。
だけど、その彼らともどこかで繋がっているということと、それでも自分は生きているという恥ずかしさとを、常に心の片隅にとどめておこうと感じさせてくれる。もちろん行動を起こせばもっと世界を変える速度が増すだろうだろうけど。
今日、元気に生きられる幸せを感じました。 ★★★★★
深夜、友人(小学校の女教師)とDVD観賞をしたのですが、
あまりの残虐さに耐えられず、彼女は途中で画面の前から、
逃げ出してしまった。
心の準備が無いと、そういうことになるのですね。


物語の主人公、ホテルの副支配人ポールは、特段、英雄的な
資質を先天的に持っているわけではない。
どちらかというと、凡人であろう。
自分が留守の間に、迫害された人々を妻が自宅に匿ったことを
非難したりもしている。
自宅の道路をはさんだ向かい側の家が襲われても、見て見ぬふり。
そんなことなかれな彼が、支配人が国外退去したことにより、
自動的に支配人に押し上げられたところから、運命が変転して
いくのである。

彼の方針は明快だ。

とにかく、生き抜くこと。
そのためには、フツの自警団に現金やらアルコールやら何でも
渡してしまう。ホテルの金庫に眠る現金だって、関係ない。

嘘も平気でつく。
アメリカの人工衛星が監視しているなど、デタラメを吹き込む。

脅しもかける。
フツ族自警団のリーダーに、いずれ、西側諸国に処刑されるだろう、
と仄めかす。

昨日まで一般市民であった者同士が憎みあい、中国製の安価な鉈で、
体をたたき切られるか?逃げ切れるか?
そんな極限状況の中には、底の浅い正義感など不要である。

今日、この時間に殺されずに生き抜くこと。
そのためにできることは、何でもやること。

ポールが中途半端に正義漢でなかったので、リアルに観ることができました。