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スタンド・バイ・ミー (3) 東京バンドワゴン (集英社文庫)

価格: ¥600
カテゴリ: 文庫
ブランド: 集英社
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まずは作者に有難う ★★★★★
このシリーズも3作目で、もういくら登場人物が多くても戸惑うことはなくなった。
今回もいろんな出来事がある中、またまた家族も増えてきました。
まるでサザエさん一家のようで、チビまるこちゃん一家か。昔の寺内貫太郎一家もついつい思い出してしまう。
みんなそれぞれ泣き笑いのある物語で、読み終えた後味も非常に良く、次の物語が待ち遠しい限りだ。
是非TV化していただいて、今の殺伐としたドラマを蹴散らしてほしいと願う。日本の家族の本当に良い面がかもし出されて、
ついつい微笑んでしまうに違いない。
まるで自分も街の住人になるような ★★★★★
今回は今まで以上に男性陣が活躍したような「東京バンドワゴン」でした。
紺が思ったより前に出てきて、すごく映えていましたね。
紺もそうですが、全編にわたって我南人や青、そして藤島さんが何とも素晴らしい。
今までちょこっと顔出ししてきた脇役の皆さんにも思いがけないスポットライトが当たって
さらに堀田家に騒動を巻き起こしていくのです。

当然のごとく登場人物はますます増えていくのですが、
そこは一人ひとりがちゃんと個性際立っているキャラクターなので
誰かを何処かで見失うことはありません。
むしろ今まで出てきたあの人もこの人も、全員で関わって欲しいくらい。

そんないつでもたくさんのLOVEに包まれた下町に自分も住んでみたい。
我南人は誰が演じるのがいいだろうとか、すずみさんを演じるのはこの女優さんかなとか
一人で勝手に脳内キャスティングを楽しみながら、今日もまたバンドワゴンにお邪魔するのです。
安心して読める3作目。 ★★★★☆
1度読んだら続きが気になってしまう東京バンドワゴン3作目。
今回はなにより誰より、藤島さんがかっこいい!
これテレビドラマ化したら藤島さん役の人、人気出るんじゃないかな。
といいつつも、映像化されるとなったらちょっと構えてしまうだろうなあ。


3作目ともなると最初のページの登場人物紹介をみなくても
「はいはい花陽ちゃんね」「マードックさんね」となるあたりが嬉しい。
さらに今回初めてハードカバーで読んだのだが、
堀田家の間取り図が描かれていて、これもまた嬉しかった。


話自体はいまさらどうこういうでもなく、やさしくおもしろい。
季節の冒頭の部分や、食事のシーンでの描写も健在で
まだまだこれから先も楽しませてくれるんだろうなあという
嬉しい余韻がまたしても残る1冊。
ただね、やっぱりまとまりとしては1作目がいちばんだと思うので★4つ。
やっぱり「LOVEだねぇ」!です。 ★★★★★
シリーズ3作目。
この種類の作品は登場人物のキャラが魅力的か否かが大きいですが
作品毎に起きる「事件」に、そのキャラをどう乗せていくかがまた難しいところ。
この作品は1作読みすすむ度に、オーソドックスだなぁと感じます。
そしてそれは実に心地良く、力強い「オーソドックス」なのです。
どんな事件が起こるのか、それは読んでのお楽しみ。
文句なしの5つ星でございます。
登場人物全員が生き生きと躍動しています。
今回も「LOVE」をしみじみ感じる良い作品でした!
1年に1回ずつ、この街の皆さんと新作でお会いしたい・・・と思うのは
ファンの欲張りでしょうかね。
LOVEだよね〜 ★★★★★
東京バンドワゴンシリーズ第3弾。
東京の下町にある明治から続く古本屋&カフェ“東京バンドワゴン”に持ち込まれる小さな謎を、そこの四世代同居の家族や家族を取り巻く心優しい人たちが解決していくお話。

とにかく安心して読める。
なんていうか、昔の“寺内貫太郎一家”とか、“時間ですよ!”みたいな雰囲気。

出てくる人たちがみーーーんないい人。
で、ちょっと都合いいんじゃない?ってとこもあるけど、ハッピーエンドはお約束。

一番好きな登場人物は、東京バンドワゴンの堀田家のお父さん、我南人。
「伝説のロックンローラー」なんだけど、これってモロ内田裕也だよね?って感じのお父さん。
これがいいのだ。
「LOVEだよね〜」が決まり台詞。
いろんなことの判断基準が “それはLOVEなのかなぁ?”ってとこにある。
我南人が語るといい感じなのだ。

とりあえずまだまだ続きそうな感じなのでうれしい。