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逆臣 青木幹雄

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本
ブランド: 講談社
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この10年の政治の真実 ★★★★★
小泉改革と言うのが、「構造改革」と言う言葉をを隠れ蓑にした、経世会つぶしであったったのは、知る人ぞ知る事実だが、今回この本を読んでそのキーパーソンが青木幹雄であったことをつくづく思い知らされた。
竹下の秘書に過ぎなかった男が、大学の後輩である森喜朗と一緒になって行った経世会つぶし。
それは経世会の末端にいた人間が、主家を裏切ることで自らの権益を磐石にする陰謀であったと言う事実。
竹下登はもちろん、小渕恵三、さらには橋本龍太郎まで、次々と経世会の幹部が不幸な死に至る背後で,
何があったのか、をこの本は伝えている。
主観が入りすぎた筆致に、ノンフィクションとしては首を傾げざるを得ない箇所もあるが、おおむねこの10年の政治裏面史を正確に伝えているのではないか。

かつて若者や、新聞を読まない一部のサラリーマンが熱狂的に支持した小泉改革が、所詮は薄汚い政争でしかなかったことがよくわかる。特に収監直前の村上正邦のインタビューは圧巻だ。
真のキングメーカー ★★★★☆
祖父の地元選出の超大物政治家でちょっとした縁があるこの人物のことを深く知ろうと読んでみた。

‘政治屋‘青木幹雄の真髄を見たとまではいかないが青木に近かった野中・村上両氏などへのインタビューからいかにして権力者へと上り詰めたかが良く分かる。

そして一番深く焼きついたのがキングメーカー森を生んだキングメーカーが青木であり、清和会を操る森をさらに操っているのが青木ということだ。
あの森でさえ頭が上がらず屈してしまう青木幹雄は一体どれほどの男なのか、本人の露出度が極度に低いので知る由もない。
同じ言葉が何度も出てくる ★☆☆☆☆
他の人も書かれてるとおり、同じ言葉、内容が何度も出てきて飽きる。
厚さのわりに内容が少ない気がする。
先月NHKでやった3夜連続の特番の方がよっぽど内容が濃かった。
死人にくちなし ★★★★★
最近はスポットの当たらない氏だが、それ本来の氏の生き方だろう、まさに影の丼。小渕の死に際に唯一面会しその後の政治の舵取り、DAIGOのじーちゃんの死を呼び、参議院での激しくも目に見えない彼の動きに今更ながら影響力の大きさに驚嘆する。いやいまもなお、か。
権力の虜になっていると感情論をベースにしているので・・・ ★★★☆☆
政界はこんなに汚いみたいな主観からくる正義感の強さが軸になって、
いかに青木氏だけが姑息で汚い男かを執拗に書いているので、松田氏と同じく純粋な気持ちでないと共感は難しいように思う。