あいまいに覚えている単語をスッキリ総括
★★★★☆
医学に疎くとも、臓器のイラストに日本語と臓器の簡単な説明があり、解りやすいです。
日本語の次のページにきちんと対応するよう英単語が載っているので、
ページを少しずらせば、わざわざめくらなくても日本語と英語を
同時にチェックできるよう工夫もされています。
これまでバラバラに覚えていた単語を、関連臓器ごとにまとめるだけで
頭の中がスッキリし、新たな単語も覚えやすく感じました。
英単語関連の本で時々不便に思うのは、
発音記号が載っていなくて、自分で調べる手間がかかることです。
この本は、発音記号は載っていませんが、代わりにルビがふってあります(笑)
単語に慣れている人には邪魔だったりするかもしれませんが、
新しい単語などは、いちいち調べて確認するよりは楽でした。
紙質も良く、コラムもあるので、大事に読める単語集です。
解剖学は分かりませんが英語が楽しい
★★★★☆
私は医学とか臓器のことは全く知りません。
語源・語幹がこれほど詳しく解説されている英単語集もないと思うので、
純粋に英語を知るのに役立っています。
例えば、肺がlungなのは知っていますが、それが「軽い」に由来して、
同じ語源でlight「軽い」がある・・・こういったことがたくさん載っています。
もちろん、臓器のことも勉強できて一石二鳥です。
1見開きページ目に日本語と図、それに対応して2ページ目に英語という構成も
見やすくて良いです。
シリーズ最終巻
★★★★☆
骨単・肉単・脳単に続く「〜単」シリーズ4巻目。内臓で締めくくり。
「〜単」のどれもそうですが、医学生が解剖学をこれで始めよう、というのはちょっと微妙な気がします。まずは教科書で勉強した方が、システマティックに全体を俯瞰できると思います。
で、一通りのことを知ってからなら、この「〜単」シリーズが本領発揮といいますか。効率よくこの本を使えるようになるでしょう。
また、小ネタ満載なのでトリビア好きにオススメかも。