プロもアマチュアも、見て作って楽しい1冊。
★★★★☆
「ブランジェリー コム・シノワ」のパン職人が書いた本。
他にも「パンの教科書」「新しい料理パンの世界」という本があります。
この本は和食で言うところの「混ぜご飯」、パン生地に野菜やドライフルーツ、
麹やおからなどの和素材、カレー、中にはオレオクッキーを使ったベーグル
など、
様々な素材を挟んだり混ぜ込んだパン作りが紹介されています。
6種類の基本の生地から広がる、45種類のパンたち。
写真がとても綺麗で、作る工程も丁寧に写真つきで紹介されています。
材料は、生地となる小麦粉を1kg単位にしています。また、ホイロや
プロ用のミキサーなどを用いているので、個人で作る場合は工夫がいる
と思いますが、「教科書」とタイトルにある通り、これを見ながら丁寧
にゆっくりと作れば素人の私でも、美味しいパンを作ることが出来ました。
何も作れない人でも、見ているだけで楽しくて美味しそう。
パンの奥深さと面白さがわかる1冊です。