サーシャと亮司に惹かれて読み進むシリーズも7巻目。
1年に一回の発行なので、登場人物がごちゃごちゃになったりする私だけれども、
そこは、ちゃんと「主な登場人物」欄があるので助かる。

日本に生まれて、「民族の純潔」なんて考えたこともなかったけれど、
この物語を読んでいると、真剣に考えざるを得ない。

「革命」は、最初想像していたものとは全く違う形らしい。

次巻はまた1年、待たないといけないのか・・。

シリーズも7弾目に突入。狂血の名に相応しく、いよいよ狂気が加速して、曖昧だった関係が整理され、物語が加速し始めます。登場人物も複数名が舞台から退場します。多国籍vs純血主義者の戦いが徐々に過激になるなか、ファービーの不気味な効用が本性を現し始める。次回作の「誘魔」では、さらなるドラスティックな展開を期待したい。