インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

愛しのローズマリー(特別編) [DVD]

価格: ¥1,490
カテゴリ: DVD
ブランド: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
Amazon.co.jpで確認
ハルだけでなく観客そのものが試される珠玉の名作! ★★★★★
 この映画、すごいよ。映画なのに、画面に映っているものは、全部ウソなんだ。ハルと同じように、観客も、そのウソの方を見せられる。それでいて、それがウソであることを観客は知っている。だけど、そのうち、そのウソと思わされている方がじつはホントウで、ホントウとされている方がウソであることに気づく。そしてそして、そのうち、どっちがホントウで、どっちがウソでも、どうでもよくなる。まさにそこにローズマリーがいるなら、どんな風に見えようと、それがローズマリーだから。
 パルトロウも、はまり役。人が自分のことを見せかけだけしか見てくれない、というのは、美人でも、ブスでも、結局は同じことだもの。容姿に限らず、自分に自信がもてない女性、それを腫れ物のように扱う父親。周囲の人々。そんなところまで、繊細に描き出されている。手で歩くウォルト役のレネ・カービーも、シロウトなのに、演技がうまいし、すごくスマートだ。
 ハルにアドバイスするアンソニー・ロビンスは、ほんもの。この人、コーチングでは、ほんとうに有名な人だ。ハルの親友のマウリシオは、ロビンスが催眠術をかけた、と言って騒ぐけれど、ロビンスは、ちがう、催眠術を解いたんだ、って言っている。ああいうのが美人、こういうのがブス、って、思わされているのは、男も、女も、どこかのだれかに催眠術をかけられてしまっているんだろうね。そして、この映画は、その催眠術を解くためのアドバイス。
 エンドロールまで見ようね。作った人たちが、みんな、自分の顔を出している。かっこよくても、悪くても、それが自分の顔だ。それでいいじゃないか。
 
見た目で判断するか?中身で判断するか? ★★★★★
或る意味、普遍的とも云えるテーマが在り、
爆笑の連続の中に、ちょっぴりジーンと来る内容です。

個人的には、健常者であるなら特にですが、
成人以降は中身も見た目に間違いなく反映されると云う面を重要視しますが、

まだまだ続くであろう「偏っちゃいませんか?」という
整い過ぎた見た目を標準にしたがる風潮に風穴を開ける位のパワー溢れる作品だと思います。

何年か振りに再度観ましたが、率直におもしろいです。