ラーメンは奥が深い(>_<)
★★★★★
ラーメンだけで19巻も続く、驚きの作品です。
日本各地のラーメンを紹介するだけでなく、新作ラーメンを作り出したり、ラーメン店の相談にのってラーメン店の経営っていうのはどういうものか少しずつ小出しで紹介されています。
ホントにラーメン一つとっても奥深いなぁって考えさせられます。
特に日本各地に色んなラーメンがあるのはいかに日本人がラーメンが好きで、ラーメン好きでラーメン店を経営しているかを思い知らされる作品でもあります。
今巻では青森の津軽ラーメンなるものまで紹介されています。青森にこのようなラーメンがあること自体知らなかったので驚きでした。
私が好きなお話は、行列ができるのでお店を拡張してお客さんを少しでも待たせないようにしたのにもかかわらず客足が落ちるという不条理が起こり、主人公の藤本に相談します。
結果、行列が出来ないことで、味が落ちたと思われ客足が落ちたのではないかと推測されるというお話です。
だからわざわざ行列を作る工夫を再度するように助言したら、行列が出来なくても繁盛している店があるのはやはり味がまだまだだということで味を良くしたいというお店の主人の意気込みがあり誠意が伝わり良いお話だと思ったところです。
次巻以降も隠れた各地のラーメンを紹介していって欲しいですね。