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早期教育と脳 (光文社新書)

価格: ¥735
カテゴリ: 新書
ブランド: 光文社
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早期教育を科学的に解説した一冊 ★★★★★
前半では、動物実験を人間にそのままあてはめることへの疑問・危険性を科学的に解説している。

語学獲得の順序(母国語である日本語が完成する前に英語教育を行うことが本当にバイリンガルへの楽で良い方法なのか)をはじめ、早期教育について終始一貫して科学的なアプローチがなされている。

余談だがマルタに留学経験のある知人の話によれば、(マルタ人は、マルタ語、英語のバイリンガルが普通)マルタ語をある程度覚えたあとに4歳くらいなって、「そろそろ英語の学習をはじめようかしら」という感じで、順序としては、母国語、英語の順をとっているとのこと。

早期教育をどうするか迷っている親にとって大変気持ちが楽になる一冊。
一般の人にも読み物として十分楽しめるが、これから親になる人には特におすすめの一冊。
親並みの育児 ★★★★☆
子供には親を超えてほしいと
願うものですが、過剰な早期教育は
さほど効果が見込めないようです。

親は子供の成長を促すのではなく、
後押しするような気持ちで
接するのがよいのだと思いました。
早期教育否定論 ★★★☆☆
行き過ぎた早期教育を否定する本。たしかに行き過ぎた早期教育はいけない。しかし早期教育は必要だと思います。小学校に入ってはじめてひらがなを習ったり計算を覚えるようでは学校の授業にはとうていついていけないのが現実です。基本的な読み書き計算は幼稚園で身に付けさせるべきだと思います。
出発点として ★★★★★
 「こういう教育がいいよ」とか、あるいは逆に「世の教育論は間違いだらけだ!」とか声高に主張したり、誰かを糾弾したりする本ではありません。
 子供の数が減少するのと反比例して増えてくる様々な教育論について、その激しい潮流の中で立ち止まり、冷静に見つめなおす機会を与えてくれる本、ということになると思います。
 早期教育論がまとう「科学的根拠」についても、「人間」という、あまりに複雑な生き物に全面的に適用してよいものか、恣意的な利用は無いか、それは本当に子供のためになる教育=能力開発なのか、真面目で丁寧な見方で検証していきます。

 もちろん、「子供なんて自然に放っておけば勝手に大きくなる」と乱暴な結論を出しているわけではなく、自らが早期教育を受けた時の気持ちや経験も語りながら、「親が情報に左右されて与える教育が子供の信頼を獲得できるものだろうか」と述べ、親それぞれが考え抜いた結果としての教育を与えるように主張しています。

 これは、教育産業や学校(あるいは塾など)の理論に子供を任せる、あるいは「早期の英才教育こそ子供の将来の幸せになる」という盲目的信念に従うより、ずっと大変なことなのかも知れませんが。。。

読みやすいです ★★★★★
今流行の早期教育について,脳科学の観点から検証する好著.
非常に読みやすく,育児中の親・教員・一般の人にオススメ.
脳を専門にやっている人には少し物足りないかもしれないが,読み物として十分楽しめる.
この手の本は何冊か読んだが,その中でも最後まで視点がぶれずよくまとまっている.
早期教育については様々な立場をとる人がいると思うが,積極的な立場の人にこそ立ち止まって読んでほしい一冊.