がなりは、女を扱う前自分は、あまり成功してない。
つんくは、女を扱う以前から、自分で成功していた。
この二人の話し合い。
心に残ったのは、
二人とも、計算をしている。
恐ろしく努力を重ねている。
という、2点である。
自分の考えを実現するために、人を冷徹に扱い、
扱う自分も徹底的に痛めつける。
この強さがあれば、何でもできる。
と、教えてくれたように思うが、
読者である私は、行動できない。
なかなか強かかつたくましい、これからの若い人に期待することはこれだ!という指針を示していると思う。
この本の醍醐味はやっぱり裏事情にある。
二人がてっぺんに昇る過程とか昇った後に起きた事件、テリー伊藤の暴力とか元アイドルを売り出すコツとか。
DVDがパッケージで作ってかかる費用がたったの250円には本当にビックリした。
対談のわりには、「がなり」のウエイトが大きい本になってます。
それを「がなり」が独り言のように反省しているところもおもしろい。