なかなか良い
★★★★☆
前書きに書かれた、倉橋氏の考え方に共感した。
本当に、いま日本で働いている若い世代の行動を的確に表している。この“まえがき”を読んだだけでも価値があると思った。
なぜなら、私自身が転職で失敗している人間だからである。転職する前にこの本に出会っていれば、少なからず考えることは出来たのではないかと思う。
お金のことだけではなく、タイトル通り、人生を考える事が出来る本だと思う。
現状に危機感を持たせてくれる
★★★☆☆
タイトル通り、各年代ごとにお金に困らない人生設計が書かれている。
私は20代後半だが、この本を読んで現状に危機感を強く持ち、
何かアクションを起こさねばと思わせてくれた。
ただ、やたら不動産投資を勧めている点はちょっと疑問。
一般の人がこの本に書かれている通りにうまくいくはずないし、
こんな方法もあるんだなと参考にしておく程度が良いかと。
今後の人生に一筋の光が見えた
★★★★★
30歳の大台を迎え、妻・子供を養っていく身としては、まさにお金に困らない人生設計が必要だと感じ、本書を手に取った次第である。
生活のことを会社だけに頼れない、年金も期待薄、人生設計は自分で考えて戦略的に築いていかなければならい。
著者は自分の身の丈にあった不動産投資による資産形成を勧めており、是非、参考にしたい内容であった。
ローンを組みやすいサラリーマンという立場を活かし、不動産を増やしていく。大きなリスクは負わないが、大きなリターンもない。会社員としては堅実な資産形成方法であると感じた。
不労所得を増やそうと躍起になる風潮が蔓延する昨今において、仕事は仕事としてしっかり働きながら資産形成していくという著者の考えに共感できる。
もちろん、この著書だけでは不動産投資に関するの知識が足りないであろうから、更なる勉強が必要である。
また、世代別に起こりうる問題に対しても著者の考えが示されいるので、様々な局面でも参考となる書である。
お金に関する人生設計の入門書として活用したい。
●人生のわかりやすい教科書です!
★★★★★
この本にもっと早く出会っていれば、もっと早くに気付いたかも…というのが1番最初にポロっと出た感想であります。この本には20代では何をすべきか、30代、40代、50代、60代と様々なシーンで適切なアドバイスがされており、30代後半の私の場合、20代、30代はちゃんと計画がなされてなかったなと反省し、残りの30代わずか、40代、50代、60代に向けてライフプランをしっかり計画して、実行しなければならないなと実感しました。特に生命保険や公的保険についてはいざという時に、無知である事から大変な事になる事もあります。私も元気だった父が脳梗塞で倒れた時に初めて無知がどれだけ痛手を負うか体験しました。(現在は元気にリハビリ中です)保険の種類も、株をやっていた事も知らず慌てふためくことばかりでした。備えあれば憂いなしで、将来に向けての計画はやはり大事ですね。この本はどの年代でも読める事や高度な内容もわかりやすく説明されています。30代後半の私からすると『反省とこれから』が頭によぎります。特に若い方は読まれた方が良い1冊だと思いますし、学校教育でも使うべき本だと思いました。私は著者のファンではありますが、正当な目で読まさせて頂いた実直な感想です。