育児書を片っ端から読破してこの著者の本が一番だと思いました。

アメリカ在住の方なので文化が違うかな、とも最初思いましたが日本の泣けば抱っこ、欲しがるだけ授乳を推し進める育児書よりはるかに役に立ちます。何より著者が赤ちゃんの人権を尊重している姿勢が好きです。赤ちゃんに甘いだけの育児法は結局親に都合がいいだけで、肝心の赤ちゃんを無視している気がするので。

是非、出産前に読んでおいてほしい一冊です。
私は何の知識もなく我が子を行き当たりばったりに育てて、添い寝でしか寝られなくしてしまいましたがこの本のおかげで修正できました。
規則正しい生活は赤ちゃんに良いだけでなく、自分自身の時間も持てるし、先の計画が立てやすく育児に余裕が持てました。いつも笑顔で接することができます。

この著者の本の中でもこちらは具体的な時間など書かれており参考にしやすかったです。

人気の育児本を読み、育児雑誌などチェックしながら赤ちゃん中心の子育てをしていました。泣いたらあやす、泣いたらミルク、昼寝をしない、自分の時間がなかなかとれず、、。そんな時に4人の子持ちママに勧められたのがトレイシーホッグの子育て方法。赤ちゃんに振り回されず、リズムをつけてあげるという彼女の勧めるEASYという方法で生活リズムはつくようになり、なんといっても自分の時間が持てるようになりました。それでイライラが減り、泣いても焦らなくなるから愛情たっぷり注げる気がします。もちろんすべてうまくいくわけではないけれど一人の女性であり、妻であり、ママでありたいというそんな人には合っている子育て方法です。

この本に会えたことを感謝しています。
文化も異なる国での著書であり、ところどころ矛盾点がみうけられるので（訳のため？）鵜呑みにはしていませんが、ためになるヒントがたくさんありました。
作者が著書の中で強調している、”生活リズムをつくってあげる”というのは、最初『そんなことができるの？』と半信半疑でしたが、自分の赤ちゃんの成長具合を見極めながら導入すると、不思議なくらいそのとおりに！
特に4ヶ月あたりからの、夜のねかしつけはダメモトで実践してみたら、それまでなかなか寝付かなかったのに、すっと寝るように。
おかげで、一日を通じて本人もあまりぐずって困ることもなく、母親である私もかなりやりやすい状況での子育てをさせてもらっています。
赤ちゃんのキャラクターはそれぞれなので（→本書の中でもそう書かれています）、必ず手がかからなくなるとはいえませんが、初めての子育てで、知らなかったコツというか、ヒントのようなものがたくさんあって助かりました。

他の赤ちゃん語がわかるシリーズも読んでいたのですが、この「子育て大全」が具体例が一番多く書いてあったので実践しやすかったです。
この本に書いてあることを基本に自分でちょっとアレンジして実行してますが、この本のおかげで３ヶ月の赤ちゃんの寝つきもよくなったし、生活のリズムができて育児のストレスが減りました。
４歳頃のしつけのことまで書いてあるので、「今後こういうことがあるかもしれない」と心構えができるのもいいと思います。
生む前に読んでおけば、最初の１ヶ月にどうしたらいいのか分からなくてノイローゼっぽくなることもなかったかもしれないなぁ〜と思ってます。

夜中に何度も起きる赤ちゃんに疲れ果て、この本を読んで、実行してみました。赤ちゃんのサインを読んで、生活のリズムをつける　というものですが、実行したその日から効き目があって、今でも夜中は起きますが、以前よりはラクになりました。ほんと、この本に助けられました。もっとはやく読めばよかったと思っています。