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グローリー・ロード [DVD]

価格: ¥1,500
カテゴリ: DVD
ブランド: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
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バスケ好きは観ましょう ★★★★☆
バスケ好きなら一度は観ましょう。時代が違うからいまのNBAなどの派手さはありませんが、大事なことはこれが実話をもとにして制作されているということです。物語の主題である「黒人の人種差別」についてはよくわかりませんが、見聞きしてそれは想像を超える悲惨なことであることはわかります。そんな世情において実力があれば誰でも採用する、肌の色ではないというこのコーチの考え方と行動はすごいと思います。全米の決勝戦で「いままでのうっ憤を晴らしてこい!」とコートに送り出すシーンは、おそらく、日本のバスケ映画では制作できないシーンではないでしょうか。何回も観てしまいますし、これは売りに出さない映画ですな。
スポーツ界の奴隷解放宣言を見事に映画化! ★★★★★
この映画のもとになった実話は、『スポーツ界の奴隷解放宣言』と銘打たれているスポーツ史の転換点になった出来事だ。
キング牧師の有名な演説がなされ、非暴力によって黒人が公民権を勝ち取っていった、まさにその時代に、バスケットのコートの上で、紳士的なプレーによってそれをなした選手たちがいた。彼らの葛藤は時代の葛藤でもあり、彼らの勝利によって"被差別の黒人選手"が、"アフリカ系アメリカ人選手"としてスポーツ界でも市民権を得たのだ。またそれは、他のスポーツにも広がっていった。

その記録すべき歴史的一大転換点となった実話を、見事に映画化。
人物の内面描写が鋭く、これだけの演技力とバスケの実力を兼ねそろえた役者を良く揃えたものだ。
随所にみられるブラックミュージックが心地よく、映像もスタイリッシュ。
特に公民権運動の代名詞とも言える"People get ready"の作中での用い方は最高。

もちろんバスケのプレーシーンは何度もリプレイしたくなる事お墨付きだ。
あめりかの田舎モン ★★★★☆
立て続けにバスケドラマを見るハメになっているけれど
これもまた黒人差別の問題

60年代の南部においては
黒人はもともと蔑まれるだけではなく
何をするにも目立つことは許されていなかった

弱小大学のバスケ部にスカウトされてきたのは
NYやデトロイト出身の黒人たち
田舎大学のイナカもんの白人より
よっぽど世の中をわかっている

考えてみればブッシュだってイナカもん
親の威を借りてYaleこそ出たけれど
いろいろ言われているように
アホの固まりのような成績だった
しょせんはテキサスのイナカもん

イナカもんを悪くいうつもりはないんだが…
経験則という点からすると
やっぱりなあ、という気がする

でもこれにしても『コーチ・カーター』にしても
実話というところがほんとうに凄い
本人たちのインタビューの組み込み方など
ほんとうに上手いなあ
ゼロからはじまる ★★★★★
見終えたあとで、自分もいま、できることをやろうと、モチベーションが高まっていました。感動は人を動かすといいますが、まさしくそのとおりと実感しました。ゼロからスタートする、理解されないところからはじめるのは、大変なことですが、それでもやり続ける人はいます。勇気をもらえるストーリーでした。