シリアス風味な短編集。
★★★☆☆
表題作ほか4編の短編集。
全部めがね、真面目受。
どのお話もシリアス風味で、切ない系。重いです・・・。
1・政治家ボディガード×政治家秘書
2・リーマン(年下)ヘタレ×上司
3・少年(年下)×家裁調査官
4・高校の同級生同士。
5・大学生(年下・坊っちゃん)×大学の事務(元家庭教師)
こんな感じのカプです。
わたし的にはもう少しコメディタッチのお話のが好きなので★3で。
短編集ですが読み応えがあります。
★★★★★
短編集なのに、どの作品も話がしっかりしていて、じっくり読ませてくれます。
この作家さん独特の、切なくて、ほのぼのしていて、読後温かい気分にさせてくれるストーリー展開は短編でも顕在です。巻末のそれぞれの話のその後(1P小劇場)が、かわいくておもしろいです。
清々しいほどメガネ受け
★★★★★
やっとまとまった麗人の短編集。作者が今さらながら優れたストーリーテラーであると唸らされる1冊。30数ページの中に繰り広げられる様々な恋と人生。浮いて沈んで汚し汚され散って散らして、情念を描いて右に出る作家はいない、と言い切ってしまう。深い穴を入り口だけ覗かされたようで、どのお話も短編では物足りなく、続きを追いたくなる。作家性として暗くて重い印象があるが、最近は独特のドロ臭さが薄まってかなり読み易くなったと思う。絵もシャープに冴えわたり、男前の凄みも増してきた。濡れ場がまた容赦ない。特に表題作が萌えた。美人で儚げで哀しくて、惚れた相手に耐えて尽くす無私の男。深井さんのスーツとメガネ受けは、すごくイイ…。同じ竹書房の既刊に未重版が多く、新規の読者に過去作品がなかなか手に入らないのが勿体無いですねー。
メガネ好き必見!
★★★★☆
短編集です。
作者もあとがきで書いていますが、全ての作品がメガネ受
年下ヘタレ攻です。
この作家さんは、割と暗めの話を書くことが多いのですが、
今回は、暗い話3話、明るい話2話でした。
唯一の学生同士の話のエロ受がかわいかったです。
続き書いてくれないかな〜
表題作は、他の方も書かれていらっしゃるように
短編よりも、長編で読みたかったです。
ある写真をネタに、一目ぼれした秘書を脅して体の関係を迫る。
という、一見鬼畜、実はヘタレで純情なボディガードが
どんどん秘書にはまっていく心の動きはよくわかったのですが
秘書が結果的にボディガードに惹かれる(?)心理描写を
もう少し描いて欲しかったです。
ただ、どの作品もとっても面白かったですよ〜
メガネ受好きは必見です。
書き下ろしの漫画はかなり笑えます。
読んだあと、カバーを外して見てください。
ここが一番笑えました。
メローブルーな短編集。
★★★☆☆
一見、「秘書とボディガード」という期待出来そうなタイトルだったので
手に取ったのですが、短編集だったのが残念。
この二人のエピソードが一番面白くて、きちんと動いていたストーリーだったので
一冊丸々読みたかったのが正直なところです。
他に4編のショート漫画から構成されています。絵柄も雰囲気も物語に合う
良い感じなのですが、どうもキャラクターの描き分けがゆるくて、
どれも同じ人物に見えてしまう。
5作品全てネガティブモードな流され恋愛的なお話なので、ブルーな気分に
浸りたい時にはおススメかもしれません。