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朝鮮総連 (新潮新書)

価格: ¥714
カテゴリ: 新書
ブランド: 新潮社
Amazon.co.jpで確認
なかなか重い内容 ★★★★☆
 以前買って放置していた(要はあまりぴんと来なかった)が、最近、改めて手に取ってみると、朝鮮総連(在日朝鮮人総連合会)の基本的な事項を実によく分かるように書いてある本だという気がしてきた。

 最終章の第7章に、著者(ある時期までは、朝鮮総連のインサイダーであった模様)が、この本で最も言いたかったであろうことが書いてある。
 つまり、在日朝鮮人は、北朝鮮に帰りたいと夢を持っていた(元はといえば、日本の軍施設建設のため日本に連行された(140万人という数字が示される)。
 しかし、北朝鮮が経済発展しないことで、その夢が破れ、意ならずとも日本在住を決意し、その中で、各種の制度的差別の廃止(就職差別、国民年金受給、地方公務員への就職、地方参政権)への要求を行ってきた。
 在日朝鮮人のそのような想い(やむを得ず日本にとどまるという苦渋の決断)と北朝鮮という国家に今なお忠誠を尽くす朝鮮総連の考えは乖離しているので、朝鮮総連は(変わらなければ)遠からず軋みをたてて崩壊するだろうという予測である。

 歴史的に見れば、朝鮮総連の創設は1955年で、祖国帰還運動を行った。この際の逸話が秀逸(P.81)であるが、帰国した人があまりに悲惨であったことが漏れ、祖国帰還者は減っていったようだ。
 昭和35年には年間4万9千人を超えたが、昭和55年には40人に過ぎなかったとある。

 金に関する話はどろどろしている。要は北朝鮮への上納資金をどこから生み出すかということでいえば、在日朝鮮人の寄付で賄っていたが、賄えなくてパチンコや不動産取引などの事業をやってうまくいかなかった話が載っている。また、上納の裏金作りが融資の形態で行われたという疑惑もあるようだ。
 朝鮮信金はそのような事業に投資して焦げ付いたということであり、1997年に朝銀大阪が破綻し、他にも朝銀信用組合が破綻し、朝銀東京の元理事長は業務上横領で捕まったとある。公的資金も3102億円が朝銀近畿に投入されたとある(1998年)。

 なお、本書で北朝鮮の実情を伝えた重要書籍として紹介されている「凍土の共和国」は現時点でAMAZONでも入手可能である。
語られ始めた朝鮮総聯の内部事情 ★★★☆☆
金正日が日本人拉致を認めてから、長い間闇の中であった朝鮮総聯
の内部事情が徐々に語らえるようになってきました。朝鮮総聯が北朝
鮮への送金機関となった経緯が語られます。著者は北朝鮮の拉致行
為は痛恨と義憤と評する一方、日本人による強制連行者云々とあたか
も真実のように語る件に北朝鮮支持のスタンスが見え隠れしています。
追伸:わが朝鮮総連の罪と罰 (文春文庫) 韓 光煕著をお勧めします。
2003年、私たちは「済州島四・三事件」55周年を迎えます。 ★★★☆☆
済州島四・三事件は、私たち民族の現代史における最大の悲劇の一つですが、事件のものの凄惨さもさることながら、その後の半世紀以上にわたる事件の問題解決への道のりも苦難に満ちたものでした。
こうした不十分さへの反省を踏まえ、私たちは、このたびの55周年事業の取り組みを、在日社会のあらゆる組織や個人に開かれた和合の基礎の上に築くことを目指し、ここに済州島四・三事件55周年事業実行委員会の結成にいたりました。四・三の問題解決への取り組みは、民族の和解・和合の基礎のうえに行われるべきであるとともに、その取り組みの前進自体が在日社会の真の和解・和合に大きく貢献するものと、私たちは、確信してやみません。
また、四・三を東アジア史、世界史の中に位置づけ、分断祖国の解放後史、戦後日本史などを再検証していく一歩としていきたいと思います。
2003年1月 済州島四・三事件55周年事業実行委員会賛同人(2003年4月3日現在)
http://www.an-nyong.com/cheju43_55th.html

済州島四・三事件は、1948年4月3日に現在の大韓民国南部、済州島で起こった人民遊撃 隊の武装蜂起にともなうとされる虐殺事件。南朝鮮労働党が関わっているとされ、政府軍・警察による粛清と鎮圧によって、多くの島民が虐殺された。またこの事件は麗水順 天の抗争の背景にもなった。
  −中略−
流刑島だったことなどから朝鮮本土から差別され、また貧しかった済州島民は、新天地を求めて日本へ出稼ぎに行き、その一部は移住した。韓国併合後、植民地時代の初期に朝鮮から日本に渡った20万人ほどの大半は済州島出身であったという。
日本の敗戦による韓国の独立によってそのほとんどが帰国したが、四・三事件の難を逃れた経済難民は再び日本などへ避難あるいは密入国し、そのまま在日コリアンとなった者も数多い。事件前に28万人いた島民は、1957年には3万人弱にまで激減した。(Wikipedia)

う〜ん、微妙・・・ ★★★☆☆
総連と民団の区別もつかなかった私が、本のタイトルだけをみて購入した本です。
総連の歴史、北朝鮮での総連の位置付け等は興味深く読ませていただきました。

しかし、総連内での内紛や権力闘争の記述が非常に多く、巻頭に書かれているような
一般の人に向けての総連本ではないような気がします。総連という組織を知る人が見れば
具体的個人名で書かれているため『あぁ、そういうことだったのかぁ〜』と感心出来る部分も
あるかもしれませんが、我々一般の日本人から見ると『だから何?』といった感じがします。

続編は是非、拉致問題と総連との関係などを暴いてほしいです。
やっぱり、アンタッチャブルなんですかね〜
奥歯にモノが入ったようですが ★★★★☆
評は評判が悪いようですが

朝鮮総連と 在日の歴史を 入門者向けに纏めて

よく在日の方がいう共生なんてあとからでた噺とか

対南工作やってましたとか

在日は別に 強制連行だけじゃありません。

バブルの時期に政治家と癒着しました

とか 奇麗事でない 噺も

この本からは 浮かびあがってきます

ようは 読み方次第です。