獣シリーズみんな出てきましたね〜! 本当にごちそうさまです。
最後一輝パパの若かりし頃のストーリーがあるのですが、謎の美青年との関係…ムフフですよ!
全部読み終わっても余韻で浸れる素敵な一冊です!
みなさん獣シリーズをぜひどうぞ!

本の紹介を見て、今回は千春＆一輝だけかと思っていたら、このシリーズ全員出てきてファンとしては大喜びでした。特に度肝を抜かれたのは、藤堂パパ。なんか読み切りで主役になっちゃってますけど、ほんとに恐るべき藤堂家の血筋って感じですね。こうなると３代目（昇太）の成長が楽しみなような、怖いような……。

ファンとしては星５つにしたいところですが、あえて４つにしたのは、このシリーズをまったく知らない人には分かりにくい部分があるだろうな、と思ってのことです。

このシリーズを読んでいない方は、『ハッピーヤローウエディング』『美しき獣たち。』『ヴァージンラブ。』の３冊を合わせて読まれることをおススメします。より楽しめます。ある本では脇役だったり敵役だったりした人が、別の本では切ないラブストーリーの主役になってたりして、嬉しくなっちゃいますよ。

最初の頃の作品に比べてだんだんシリアス度が高くなってきましたが、やっぱりキャラたちはみんなお茶目です。