社長×秘書

っと、一見ありがちなんですが・・・・
王道とはちょっと違います

美形で仕事が出来るで貴族出身
題にあるとおりプレイボーイで
体の関係を割り切って求めている社長
クールぶっているのではなく、本気で軽く寝てしまう
愛やら恋やらと性欲は別
楽しく気持ちいいことが好きで一人寝が苦手な寂しがりや

そんな彼に惚れて
身の回りの世話を甲斐甲斐しくて
色んな人を社長が連れ込むたびに涙を呑んでいた
お堅い秘書

秘書→社長の片思いなんですが
切ない設定なのに
秘書が薄幸で線が細い儚げ美人ではなく
ちゃんと男の人らしい見た目体格性格なのが良かったです
秘書のほうが社長に惚れていてメロメロだし
エッチだって何でもリクエストに答えちゃうのに
自分の本当の気持ちを嫌われたくなくて言わないばかりに
図らずも百戦錬磨の社長の方が振り回され
どんどん秘書がいないと駄目な人間になっていく様子が
すっごく面白かった
受けがツンデレじゃないデレデレなのに
とっている行動はツンデレ！！
社長の描写が最初完璧人間だからこそ
後半の恋を知って溺れていく描写が対比となって
どれほど好きかわかってしまう
仕事の描写も結構あって
恋愛だけにかまけてないのも良かったです

エロもガッツリありますが
心理描写が丁寧に描かれていて
二人のすれ違いの様子などに心が浮き立ちました
絡みが男らしい？のと
しっとりした色気はないので好みが別れますが
攻めの神々しさ？や性欲の強さが現れていて
変な説得力があるかと・・・・

シリーズものですがこれ一冊でも話が繋がります
脇で出てくるカオルが魅力的でちゃんとシリーズも読みたくなる
攻め受けともにナヨッてない
スーツの似合ういい男を堪能しました

遊び人(セクハラオヤジ)イアンと堅物(だけどエロ好き)学君の御話です。
他のセフレと手を切っても学君は手放さない位執着されてるって意味では愛されまくってますよ、もっと自信をもてばイイのにと思いました

獣シリーズの脇キャラであったイアンが登場。優雅で気品があって‥素敵です。秘書の学を優雅に言葉責めします。学はイアンを一途に思うからこそ、カオルの存在に苦しむけれど‥結局はラブな二人。作品全体に漂う品の良さ‥さすが藤崎先生です。イアンの香りが届き酔いそうです。

久しぶりにこのシリーズの新刊を読んだ気がします。間に他コミックスが発売になったからかも。
藤崎作品はほぼ揃えていますが、やはりこのシリーズが一番好きです!!

今回のメインカップリングはニューフェイスの登場。長い髪を美しくたなびかせる
貴族出身の俊才社長イアン・エヴァンスとその秘書真田学。

学はエヴァンス社に入ってからずっとイアンに憧憬の思慕を抱いていたが、彼の右腕にまで
のしあがり、やがて多くの愛人を持つと知っているにも関わらず自ら体を捧げてしまう。
学の気持ちを分からず、元愛人関係にあった桐島カオルと仕事上とはいえ密接に付き合うイアンに、
学はついに耐えかねて、長く秘めていた想いを告白し、去って行く。

誰とでも気軽に肌を重ねて生きてきたイアンは、離れてみて初めてどんなに学が自分を
思ってくれていたか、コーヒー一杯の味からも痛感させられ学を取り戻すが、
元々ネガティブ思考のナイーブな年下の秘書にはなかなかイアンの過去やカオルの存在を
忘れさせることは出来なかった。

いつものメンバー、カオルに加えてその現在の恋人である大郷、そして「藤堂グループ」の神と
呼ばれ恐れられる西條千春も堂々颯爽と登場!!豪華絢爛に火花を散らす男達のビジネスラブ!
イアン×学のもどかしく切ない恋模様に加え、後半は千春と彼が世界で唯一人愛し心を許し捧げる
藤堂グループの若き次期当主・一輝の日常ストーリー。

しかし千春様とイアン…。神々しい迄のオーラとイチモツをご所有なさるセレブ達は何故
黒いTバックを愛用なさるのか…。そして驚異的なまでに純白のスーツが似合うのか…。
凡人には推し量れない!!!
…今回、初めてサイン会に参加させて頂いた記念すべき本になりました♪
これからも藤崎作品の新刊を心待ちにしたいと思います。