お勧めできない一冊
★★☆☆☆
今まで発売されてきた本の中でも繰り返し述べられている「語学力」「財務力」「問題解決力」の必要性がまた述べられている。この本から大前研一を読めば、わかりやすいかもしれないが、ほとんどの著書を読んでいるので真新しさは全くなかった。
元気になれそうです。
★★★★☆
とくに目新しいことはありませんが、元気になれる気がする本です。
会社に転がっていたため、久しぶりの読み返しました。会話をしない家族。そして成功するための秘訣の下り。まさしく現在の世の中の現象でしょう。本末転倒している場合が多い。会話をしない。あたり前と思っている、人の表情を見ない。感じない。人の意見を言わせない。そう結う事であるため、だんだんめんどくさくなって会話をしなくなる。その傾向は確かに住民もそうだし、学校もそうだし、会社もそうゆう感じがる。
考えない。世界観を変えるためには、旅行をする。学校はどうするのか?休むに決まっている。どうやって休めばいいのか?そんなの自分で考えろ。何を求めているのか!!。
昔は留学は命がけであった。失敗したら終わり。本当に自殺する人までいたとのこと。
まあ、少しでも時間があれば、いろいろな価値観を勉強することは大切でしょう。極端に素直な若者が多くなっており、宗教家が出れば一発で恐ろしいことになる。なんだかそんな感じもしています。あれば無駄ですと簡単に言い切るひと、いますよね。価値はその人で作ればいいのだ。と言って、それに固執してばかりでも駄目なんでしょう。
とにかく議論をすることは大切でしょうね。
自分の世界の狭さを自覚し、行動の幅を広げるきっかけに
★★★★★
要は「国や会社は助けてくれないのだから、自分で考え、行動しなければならない」
「会社内でしか通用しない知識や政治力ではなく、
社外からも価値を認められるような人物にならなくてはならない」
「日本は他国と比べて危機感がない」といった内容の本です。
・・・こう書くと至極当然のことばかり論じられているようですが、
グローバルに活躍している大前氏だからこそ感じる「日本と外国の違い」を知ると、
自分がいかに狭い範囲でモノを考えていたか気づかされます。
また、これまで日本の慣習で「〜〜しなければならない」と思っていたことも
実はとらわれる必要のないことで、
そこから抜け出せない限りつまらない人生が待っているという新しい発見もできました。
大前氏にとっての「勉強」とは、専門家をうならすくらい詳しくなり、
しかも現地に行って話を聞き、生きた情報を収集することとのことです。
徹底した情報収集力は脱帽モノで、さすが世界各国から講演に呼ばれるだけあります。
それだけ自分の価値を常に磨き続けているということですね。
こうした「参考にしたい大前氏の行動」が多々発見できたため、★5にしました。(2009年10月読了)
すごく危機感を覚える本
★★★★★
すごく危機感を覚える本です。
世界視点からのビジネスパーソンのあるべき姿と、それに対する日本のビジネスパーソンの現状が鋭く書かれています。
「即戦力の磨き方」とありますが、具体的な磨き方は書かれておらず、「磨くもの」が書かれています。
若干、押し付けがましい表現がでてきたり、一般人には難しいことも書かれていますが、向上心を持って仕事に取り組みたい人にはおすすめです。
自分の危機感へ再スイッチ
★★★☆☆
一番衝撃を受けたのが下記の箇所。
直接目の前のビジネスにつながるもの以外にも、
毎年これというテーマを一つ決めて、
それを集中的に勉強することを、
私は三十代よりずっと続けてきている。
ただし、
趣味やカルチャースクール程度のレベルで満足するわけではない。
「その分野で専門家を凌ぐ本を書けるようになる」、
これが私のいう勉強なのである。
国がやってくれないのなら、
読者諸氏も自分でトレーニングするよりほかない。
継続的な現場での情報収集にアウトプットの重要性、
加えて各種の基礎スキル(英語、ファイナンス、問題解決能力)。
と、言われて、やはり、改めてですが危機感は覚えますし、
本格的に勉強しようと再度スイッチがオンになりますね。 がんばろっと。