リーダーシップの原則がよく整理されている
★★★★☆
組織を率いるためのリーダーシップを30の原則として説明しているわけですが,非常に分析的に書かれており,頭の整理に役立ちます.
「選択と集中」という言葉はよく使いますが,その意味は多様なニーズに応えてはいけないだとか,ルールとは意図を伝えるメディアであるなど,ややもすると忘れがちなことをピシッと書いてくれていますので,思わず「そうだった」と自ら頷いてしまいます.また,各原則の扉のページにその原則についての図が描かれているのですが,一目で内容が理解できるよい図です.あとから見直すときに助かります.
書かれていること自体は他書でも見かけるものですが,うまく整理されていると思いますので,是非どうぞ.
ベスト本
★★★★★
小笹氏の本は何冊か読んでいるのですが、
若い社会人の方から、年配の管理職・役員や社長が読んでも
十分に良い本だと思います。
組織と言っても、動かしているのは人なので、
そのモチベーションを上げることは非常に大切。
その基本となる部分が書いてあります。
読んでおいて損はない本だと思います。
本書の役割:いままでの一連の著書を総括
★★★★★
遅ればせながら拝借しました。小笹氏の著書は半分以上は拝見させていただいてる身の感想です。
新書ということもあってかこれまでの御著書の総まとめ的なつくりですね、
本書だけではもう少し掘り下げてほしいと感じてしまうかもしれませんがじぶんにとっては復習用のようなつくりでありがたいです。
(マインドマップでみるとまんなかにくると言えばいいでしょうか、)
モチベーションのくだりも当然ですが、組織体形の変化と求められている対応方法や社会の構造変化の理解なども非常に参考になります。
ツールについてはたんなるインプットだけではなく適材適所アウトプットをし成果に結び付くレベルまで昇華をさせることが大事ですね。
評価は☆×4.5 よくまとめられているだけに何度も読み返したい一冊です。
モチベーションリーダーシップって
★★★☆☆
モチベーション・リーダーシップの原則30が
教科書の如く、記載されている本でした。
しっくりくるところもあれば、
「ん?そっかぁ?」とか「よう勉強してるなぁ」とか、
そんな感覚を覚えさせてくれる本です。
熟読というよりは、HRMやOBHを考える際に、
ライブラリー的に使うと、効果的なのかも知れません。
うすっぺらい本ですが、内容はぎっしりといった感じでした。
細かく分かれて書かれているが、全体としてはよくまとまっている読みやすいリーダーシップ論
★★★★★
筆者の本はほぼ必ずおっかけるようにしている。
この本もメモを取りながら読み進めたら、A4びっちり一枚のメモができあがった。
リーダーの条件をしめす一番目の章がとても参考になった。
さらに、そこから細分化されて環境・モチベーション・ルール・コミュニケーションと、リーダーがマネージメントするべき事柄が、綺麗に章立てされ、非常によくまとまっている。
読みやすいし、理解しやすい。
この本は、働いたことの無い人が読んだ場合は、ちょっと理解できないかもしれない。
これからリーダーになろうとしている人から、何がしかプロジェクトや部署のリーダーな人にはお勧めだ。とても硬い内容の本なのでそれなりに覚悟して読み始めたほうがいいが、一度勢いにのれば最後まで一気に読めてしまうと思う。
細かく30の原則にわかれているが、細切れな感じはなく、読み終わると、とても全体像がつかめている気になった。
否定的なレビューもあるが、知ってることと、実際に実行できていることはまったく違うと思う。
自分はこれを知ってるし、当たり前のTIPSと思っているが日々実行できているか?と問いかけつつ、自分の日々の仕事にひきつけて読んでみたら、素直にいろいろ気付けるいい本だと思う。