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会社の品格 (幻冬舎新書)

価格: ¥756
カテゴリ: 新書
ブランド: 幻冬舎
Amazon.co.jpで確認
「社員を大事にしない会社は必ず滅ぶ」 ★★★★☆
藤原正彦の『国家の品格』以降、
『〜の品格』っていう便乗タイトル系は買う気がしなかったんですが、
帯の、

「社員を大事にしない会社は必ず滅ぶ。」

という直球のキャッチコピーにやられて購入。

ライト層向けの(おそらく転職を考える30歳前後の)新書であろうこともあり、
サクサクと読み進めることができました。


「会社にも法人としての「人格」があって、
会社である以上経済合理性主導で動こうとする「カイシャ君」と、
決して経済合理性だけで動くわけではない社員との間で、
品格のギャップができる」

物凄くかいつまんで言うと、こんな感じでしょうか。


その他、この小笹氏が代表を務めるリンクアンドモチベーション社が、
一区切り付けるという意味での「季節感」を活用するために、

・3ヶ月を1年と数えるカレンダーを導入
・3ヶ月ごとに4連休を入れる。
・3ヶ月ごとに忘年会を開く。
・給与も評価も3ヶ月単位で、賞与もミニボーナスを年に4回。

という、面白いシステムを導入している話が、「あぁ、なるほど」と。


この本の内容に対して、

「うちは自身を持ってあなたの言う品格を備えていると言えますよ」

と言える会社は、少ないんだろうなぁと思います。
当たり前のことが出来ていないことを再認識 ★★★☆☆
モチベーションエンジニアリングという手法で企業変革や活性化のコンサルティングを行っている方だそうだ。「良いこと」というよりは「当然のこと」が書かれていると思うが、現実には当たり前のことが出来ていないことが多いので、改めて会社について、組織について考えるのに役立った。
著者は「おわりに」の中で誰もが当事者意識を持つことが重要で、社員一人ひとりが「会社の品格」に責任を持つべきと言う。これは全くその通りだと思うが、最近は「会社は株主のもの」という理屈を言う者がいて、当事者意識を持つことを妨げようとする考え方が横行しつつあるのも事実だ。
また著者は、若くして成功した事業家や資産家に対する社会の目が優しくない、その分だけ税金を払って国家に貢献しているのだから、それを賞賛すべきと言う。これは誰のことを思い描いて言っているのかはわからないが、きちんと努力して技術力を付けて事業を興して成功したのであれば賞賛すべきだが、企業買収や株の操作などで大金を得たような輩を賞賛する気にはなれない。
この本の執筆は2007年9月で、ホリエモン事件は2005年頃だから、まさかホリエモンのことではないと思うが、この「おわりに」を見たとたんに、しらけた気持ちになってしまった。
以前のほうがよかった気がします。 ★★★☆☆
小笹氏の本はいくつも読みましたし、直接お話したこともありますが、
最近の本でないほうが感銘を受けました。
最近の本は、同じことの焼き直しな気がします。お忙しくされている中での本ですし、軸がぶれておられないのはさすが!の一言ですが。
いたるところに気づきがあります ★★★★☆
 良書です。クールな視点で物事を捉えており、「なるほど!」
とか「お!」などと思う箇所がかなりありました。ただし組織の
品格、上司の品格についてはビジネス書を多読する方であればど
こかで聞いたような話が多いのでそこだけ星マイナス1とさせて
いただきました。

 処遇の品格の章で「お!」と思った箇所がありましたので抜粋
させていただきます。年功序列や就寝雇用という仕組みは実は女
性がすべてを支えていたのだ、という話なのですが改めて考える
とまったくもってそのとおりであり女性の存在感が大きく感じら
れます。女性のお陰で満足に稼ぐことができているのであり、
「誰が稼いでやっているんだ!」などと妻に暴言を吐くなど勘違
いも甚だしいと言えるでしょう。

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 結婚して子供が生まれる。その子供は誰が育てるのかというと、
女性でした。親が病気になった、倒れてしまったら面倒を見るの
は、女性でした。人は生きていれば、さまざまなライフステージ
の変化に見舞われます。そうなれば、生活を変化せざるをえなく
なる。

 ところが、男性は男のムラ社会の中で、右肩上がり一辺倒で年功
序列、終身雇用の世界にいることができた。これらは、女性がいた
から可能だったということに気づくべきです。女性が会社を離れて、
家庭に入ってくれたことによって、男性はライフステージの変化に
さらされることなく、男のムラ社会に安住していられたのです。
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(品格ある)『幻冬舎』じゃなかったら、危うく無視するところだった... ★★★★★
また「品格」かよ〜、便乗も程々にせい!、が第一印象。
『幻冬舎』よ、ついにお前もか?と心配しつつナナメ読みして、結局大量購入決定。
役席・支店長達に配って、4月1日の部店長会議の課題図書としました。
今(特に期初)企業のリーダー達が考えるべき「正論」が、よく整理されて、ぎっしりと詰まってます。
「何のために働くのか?」を再認識するために大変役に立ち、勇気とエネルギーをもらえました。