落ち着いたアルバムです
★★★★☆
単音弾きを中心にした落ち着いた曲がほとんどを占める。派手さはないが、オープン・チューニングの響きをうまく生かしている。彼の超絶技巧を期待して聴く人には物足りないかもしれない。
個人的に好きなのは、6『All Laid Back and Stuff』、10『She』だが、9『Venus as a Girl』の幾重にも重なったギターの音色が作り出す立体感も良い。ちなみに7『Nakagawa-san』さんは日本のギタリスト、中川イサトに捧げられた曲で、しっとりと仕上げられている。